Egyptian Bazaar エジプシャン バザール（ムスル チャルシュ）

イスタンブール一、いつも混雑しているバザールと言えるでしょう。

この辺りは、エミノニュと言われ、古くからバザールを基点に栄えた場所です。
今でも、この界隈は大変な賑わいを見せます。

実際は、後ろの問屋街へ通り抜ける人が多いのですが、
それにしてもいつ行っても、人の頭ばかり。

古くはスパイスバザールとして、庶民的な場所だったのですが、
現在はお土産物屋が殆どの観光客御用達のバザールとなっています。

グランドバザールに比べると規模は小さいので、周るのも比較的楽です。
お店は大きいお店が多い（多くのお店が地下一階地上2階）ので、品揃えも豊富です。

殆どのお店の方は日本語も堪能ですので、
英語が苦手な方もお買い物がしやすいと言えるでしょう。
ささすがに、スパイスバザールとして栄えてきたこともあって、
いまだにスパイスやオイル、はちみつなど、トルコらしい製品もあります。

アリフオールは、
専門的なマッサージオイルやバラの香水なども量り売りで売っていて、
お土産にも人気です。


ただ、これだけ混雑していますので、
入り口付近では、押されたりしている間に気づかないうちに
財布を盗まれたりすることがあります。
スリが多発しますのでかばん等には注意してください。

バザール外側には、庶民的な乾物屋や乳製品店、
また種屋やペットショップなども軒を連ねます。

ナッツなどの乾物は、トルコはとても質良く名産です。
へーゼルナッツに至っては、世界の70パーセントをトルコが産出しているほど。
1kg単位の価格が表示されていますが、250gでも販売していますし、
1kgを買っても小分けにして詰めてくれますので、お土産にも人気です。
特に人気はピスタチオです。美味しいですよ！

そして、前述したとおり、エジプシャンバザールの後ろは問屋街です。
最近は、 こちらへも多くの観光客が訪れており人気です。
値段も驚くほど安かったりするものもありますので、
散策がてら覗いてみるのも面白いですよ。