高雄の北の方に位置する岡山という地域の名物の一つが「羊肉」。昔からここで羊を飼う人が多く、地理的にも交通の要所として物の集まる場所で「羊肉」が地元のグルメとして定着していったのだそうです。
「舊市羊肉」は1956年創業の老舗で、現在三代目です。創業者の蔡天慶氏はもともとヤギ肉を販売していて、友人とともに岡山第一市場(舊市場)に店を出すようになりました。その後市場の改装で新しい住所に移転したときにも分かりやすいように「舊市羊肉」という名前にしたというのが店名の由来です。
今回ご紹介するのは、「漢神巨蛋」の近くにある「左營店」です。高雄市地下鉄(MRT)「巨蛋」駅の5番出口から博愛路を北へ進み、新庄仔路を左へ曲がってしばらく歩くとお店は右側にあります。徒歩12分ほどです。細い道にあって、ちょっと分かりにくいのですが、地元の人のみが知っている岡山の老舗です。
岡山の「羊肉」と言っても、いろいろな肉があり、輸入のラムなどを使っているところもあるようですが、こちらのレストランでは、新鮮なヤギ肉を使っています。当日おろしたヤギ肉なので、量が限られているため、品切れになってしまうこともあるそうです。
スタッフの日本語対応はできませんが、簡単な英語は通じます。また日本語メニューも併記されているのでオーダーしやすいです。地元民が多く円卓を囲んでいただくので、和やかな雰囲気のお店です。アメリカンエキスプレス以外のクレジットカードも使えます。
メニューは、主に鍋、ボイル料理、炒めもの、スープ、ご飯と麺に分かれています。鍋、炒めもの、スープは小サイズ、中サイズ、大サイズの三種類に分かれているので、人数に合わせて選ぶことができます。
飲み物は無糖の烏龍茶やジュース、台湾ビールなどが冷蔵ケースに入っているので、自分で取ってきて後で計算するシステムです。
おすすめは、台湾サテソースで炒めた「沙茶羊肉 sha cha yang rou」150元(小サイズ)。ご飯やビールが進む濃い味付けです。
また、鍋の「當歸羊肉爐 dang gui yang rou lu」小サイズ480元もおすすめ。漢方薬がベースのスープなので、体にもやさしく、夏は夏バテの時に食べると元気になり、冬の寒い時にはとても温まります。
低カロリーで高タンパクなヤギ肉は疲労回復にも効果があるそうです。新鮮で、臭みがないので、「舊市羊肉」で是非味わってみてください!
Joes [閉店]舊市羊肉(左營店) ジョウシヤンロー ズゥオイン
千里
(台湾ガイド、コーディネーター、ライター)
高雄岡山名物「羊肉」。新鮮で、臭みがないヤギ肉料理を是非「舊市羊肉」で!
- 投稿日2018/12/05
2018/04訪問
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ジャンル肉料理 鍋料理
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エリア左営区
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住所
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アクセスMRT 巨蛋駅 5番出口から徒歩約10分
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電話番号+886-7-3460689
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営業時間11:00-20:30
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定休日無休
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予算~500台湾ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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