A hong tan kao 阿鴻碳烤 アーホンタンカオ

高雄駅の北側から徒歩10分程の距離にある「阿鴻碳烤」は、細い通り「嫩江街」を一本入った所にある居酒屋的レストランです。お店の前には屋台とショーケースがあって、焼き物のメニューが並んでいます。まずは、人数を告げて席に案内してもらいます。もともとは焼き物の屋台だったというお店ですが、お店の方の努力と人気で今や2階建ての立派なレストランになっています。

地元民に人気のお店ですが、大人数でなければ特に予約しなくても大丈夫です。時間制限がなく、みな長居するので土曜日の夜は特に混みますが、混雑時や大人数の場合などは2階に案内されることもあるので、待つことはあまりありません。トイレは2階にあります。

席に着いたらメニューとオーダーの紙が運ばれてくるので、紙に書き込んで店員さんに渡すだけです。日本語のメニューが必要な場合は店員さんに「我要日文菜單」と書いて見せてください。飲み物は冷蔵庫から自分で取ってきて後でお会計の時に清算するシステムです。飲み物には台湾ビール（18天(80元)、クラシック、ゴールドメダル(60元)の3種類）やハイネケン(90元)、水出しウーロン茶(80元)、無糖のお茶、ジュース(40元~)などがあります。

メニューは台湾家庭料理が中心で料理はどれもおいしいですが、イチオシメニューは鶏の手羽焼き「招牌小雞 (zhao pai ji chi) 」(120元）。焼きたての塩焼きの手羽にレモンをかけていただきます。とてもやわらかくてビールにもピッタリ。はんぺんを焼いたような「烤黒輪 (kao hei lun)」（2串60元）もおいしいです。 「菜脯蛋 (cai pu dan)」（120元）は台湾家庭料理の定番で干し大根が入った卵焼きです。イカのクチバシを揚げた「鹽酥龍珠 (yan su long zhu)」（120元）もおつまみにおススメ。

店頭のショーケースを見て焼いてほしいものを指差しオーダーすることもできます。焼き物が入っているケースの隣には新鮮な魚が入っています。魚は時期や種類、大きさなどによって値段が違いますが、中くらいの魚一匹700元位で蒸してもらったり焼いてもらったり、スープにしてもらったりできるので人数が多い時はぜひオーダーしてみてください。魚を指定するだけでおススメの料理法で調理してもらえます。鮮度のよいものが入った時には刺身にしてもらえる魚もあります。

オーナーは日本語ができますが、他の店員さんは指差しまたは筆談でコミュニケーションをとってください。クレジットカードは使えませんので、現金で払ってくださいね。

夕方から夜遅くまで営業しているので、ゆっくり料理やビールを楽しむことができますよ。