ペナン島ジョージタウンの裏通りに、いつも行列ができている屋台のチェンドル屋さんがあります。この1936年創業の老舗「潮州チェンドル」は、ペナンで一番おいしいチェンドル屋さんと言われています。
チェンドルとは、マレーシア伝統の冷たいデザートで、かき氷にグラムラカ(パーム椰子から採った黒糖)のシロップとココナッツミルクをかけ、甘く煮たあずき(日本のあんこに近いもの)とパンダンリーフで色付けした緑色の細長いゼリーを乗せたものです。冷たくて甘い素朴な味わいで、暑いマレーシアで食べるとてもおいしいです。
以前は、ジョージタウンに行かないと潮州チェンドルは食べられなかったのですが、ここ数年一気にマレーシア国内でチェーン店の展開が始まりました。クアラルンプールで、観光客が簡単に立ち寄れる場所では、NUセントラルモール店と、ベルジャヤタイムズスクエア店があります。今回は、NUセントラルモール店をご紹介しましょう。
空港行きをはじめ、あらゆる電車が発着するクアラルンプールのハブ、KLセントラル駅に隣接するNUセントラルモールのレベル4にある店舗です。ファーストフード店の体裁で、カウンターで注文して先にお金を払います。お支払いは現金のみです。日本語は通じませんが、写真入りのパネルもありますので、問題なく注文できます。番号札を渡され、席で待っているとウエイターが持ってきてくれます。
お勧めは、もちろんチェンドルなのですが、初めて行かれるか方はオリジナル(6.10リンギット)を注文してください。ペナンの屋台と同じ味のチェンドルをここで食べることができます。ペナンの屋台では、チェンドルは1種類ですが、こちらのお店では、ミルクティー味(7.50リンギット)、チョコレート味(7.50リンギット)、ドリアン味(9.40リンギット)など様々な種類があります。ちょっと邪道な感じもしますが、2回目以降はチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
ペナンの屋台のメニューは、チェンドルとアイスカチャン(様々なものがトッピングされたマレーシアでは人気のかき氷)のみですが、こちらのお店ではナシレマやラクサなど、マレー料理やドリンクのメニューもあります。
個人的には、街歩きの途中や電車の乗り継ぎのついでにちょっと立ち寄り、オリジナルチェンドルを一杯食べて汗が引いたら出て行くという気軽な使い方をお勧めします。
Penang Road Famous Teochew Chendul - NU Sentral Shopping Centre 潮州チェンドル(NUセントラルモール店) チョウシュウチェンドル
阿部 吾郎
(トラベルガイド株式会社代表)
行列ができるチェンドル屋さんの味を手軽に味わえる
- 投稿日2019/11/14
2019/06訪問
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ジャンルその他東南アジア料理
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エリアクアラルンプールその他
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住所
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アクセスKLセントラル駅直結
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営業時間10:00-22:00
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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