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ラスベガス (アメリカ) ホテルの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Treasure Island - TI Las Vegas Hotel Casino, a Radisson Hotel トレジャー アイランド - TI ラスベガス ホテル カジノ, ア ラディソン ホテル

石川 葉子 (ランドオペレーター)

コスパ良し。ショッピングにも便利。海賊はいなくなったけど、まだまだ元気なトレジャーアイランド

  • 定番人気
  • 穴場

ウィン・ベネチアン・ファッションショーモールに囲まれた素晴らしいロケーションでありながら、
リーズナブルな料金で泊まれるT.I.-Treasure Island(トレジャーアイランド)。
テーマホテル全盛期には、「宝島」という名前の通り、ホテル前の大きな池で行なわれる無料ショー「海賊船ショー」(その後に少し大人向けに内容が変わった「サイレンス・オブ・TI」)がポピュラーな観光スポットとして人気を博していましたが、残念なことにすでにショーは終了となり、敷地の一部に3階建てのショッピングモールの建設が進んでいるところです。完成後はここにCVS(ドラッグストア/コンビニエンスストア)が入る予定。

リーズナブルな料金とともに、わかりやすい・使いやすいというのもT.I.の特徴かもしれません。
ストリップからホテル入り口~チェックインカウンターまでの距離が他のホテルに比べて短いこと、チェックインしてからそのままコーヒーショップ伝いに進めばすぐに客室用エレベーターが現れるので広いカジノを延々と横切って移動する必要がありません。

さて宿泊料金ですが、T.I.のウェブサイトでは常に30%~50%程度のディスカウントが表示されていまして、コンベンション期間や週末・ホリデー以外であれば、一泊$50(リゾートフィー・税別)をきるような超安値も見られます。

お部屋は約37平米と特に広くはなく最近のホテルのようなモダンなインテリアではないものの、シックで落ち着いた雰囲気。バスルームも、シャワー+バスタブのユニットバスタイプです。

なお、ここはストリップ沿いのホテルでは珍しく、標準タイプの部屋にも冷蔵庫がついています。
もともと、ラスベガスのホテルは部屋に冷蔵庫がないのがお約束。これは、飲み物が飲みたければカジノにいらっしゃってプレーして下さい、という理由から。(カジノ内ではプレー中カクテルウェイトレスに頼めば、チップを渡すだけで無料で好きな飲み物が飲めるシステムになっています。)
また、最近のラグジュアリーホテルの部屋に備え付けのミニバーは、ソフトドリンクからアルコール類までぎっしりと詰め込まれていて、自分で買ってきた飲み物などを入れる隙間がありません。さらに、入っているものを動かそうものなら、すぐに課金されるしくみ。
だから、部屋にからっぽの冷蔵庫があって自由に使えるということは、ラスベガスではとても貴重であると言えるでしょう。

ホテルは道路を挟んでお隣にある大型ショッピングモール「ファッションショーモール」と陸橋で繋がっており、ストリップをはさんで向かい側のパラッツォにはWalgreens(ドラッグストア/コンビニエンスストア)、ベネチアンにはグランドキャナルショップスがあり、フォーラムショップスにも徒歩圏内と、買い物にはとても便利。ホテル敷地内に建設中のモールが完成したら、さらに便利になることでしょう。

ラグジュアリーな部屋にはこだわらないという向きには、低コストと便利さという点からお勧めのホテルです。

★ここもお勧め:
T.I.はラスベガスで最初のシルク・ド・ソレイユのレジデンス(常駐)ショー「Mystere(ミスティア)」の会場でもあります。20年以上のロングランでも常に人気のあるこのサーカス&アクロバットショー、子供から大人まで楽しめますのでぜひご覧あれ!

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。