Father's Office ファーザーズ オフィス

ここ数年ロスアンゼルスはバーガーブーム。
特にアルコールと一緒に提供されるバーガーバーは、
仕事帰りのビジネスマンの情報交換等や憩いの場としてにぎわっています。
その先駆けともなったのが、このファーザーズオフィス。

アンガスビーフ100％使用。
バンズは外側は少しかりっと、内側はしっとりで甘みがあります。
形もサブマリン型で一般のバーガーとは違いますね。
料金も＄12.00以上ということで少し高めです。

レタスの替わりにはルッコラ！
アメリカンチーズの替わりには、こってりとした白いチーズがはいっています。

バーなので未成年は入れません（入店するときにIDチェックがあり）。
お店にはいって自分でオーダーをして自分で席確保するので、
混み合う時間帯だと相席になる可能性がございます。

はやりのスイートポテトのフライ（7.50ドル）は好き嫌いはあるようですが、
かりっとしていて私は気にいっています。
サンタモニカ以外にもカルバーシティにもお店があります。

アメリカと言えばやっぱり最初に思いつくのが「ハンバーガー」ですが、一言にハンバーガーと言っても奥が深いのがアメリカのハンバーガー産業。マクドナルドのファーストフードでしか味わえなかったハンバーガー時代とは違って、数年前からグルメバーガーと呼ばれるクオリティの高いひき肉を使ったバーガーが登場。今や焼き方まで聞かれる高級食と化しているのが現状です。

そのグルメバーガーの火付け役となったのが、ここ「Father’s Office」。2000年に韓国人のSang Yoonが店を買い取り、その時に開発したこの「オフィスバーガー」が爆発的な人気を博し、一躍有名となったグルメバーガー発祥の店です。

まずはサイドのスウィートポテトフライ。グルメバーガー同様、このスウィートポテトフライもこの店が発祥で、ブームを引き起こしました。今や多くのグルメバーガーを扱う店がスウィートポテトフライもメニューに加えています。

でもやっぱりどこよりもここのスウィートポテトフライが私的には美味しい。このホクホク感がたまりません。スウィートポテトの甘さにガーリックが効いていて、しかも添えられたランチドレッシングも美味しいので一緒に食べると飽きない味です。

そしていよいよバーガーの登場！

アンガスビーフ１００％のパテの絶妙な柔らかさと一緒に挟まれたグリルドオニオンの甘さ、グリュエールチーズのシャープさとブルーチーズのコク、そしてルッコラのスパイシーさ全てが計算されてます。これを考えたSang Yoonは本当に天才！

ここのバーガーを真似したグルメバーガーが増え、いろいろな場所で試して来ましたが、やっぱりここのが私的にはナンバー１です。

ちなみに、ここのバーガーはステーキの様に焼き加減を聞いてくれるのですが、よっぽど生肉がダメな人以外は是非「レア」または「ミディアムレア」で食べて欲しいです。

前にお肉はちゃんと焼いたほうが好きな友達がしっかり焼いて食べてそこまで感動しなかったのですが、その後「ミディアムレア」で食べてかなり感動してました。その後はいつも「レア」で食べてましたよ。良い素材のお肉を使っているので、是非お肉の味をしっかり堪能してもらいたいです。

１号店はサンタモニカにあります。１号店に比べ、パーキングもそばにあるので比較的便利ですが、常に混雑しているのでパーキングスポットを探すのは容易でないのが難点。ウェイストサイドに位置しているので治安は良く、夜遅くても問題ありません。

１号店同様予約を取らない店なので、基本自分で席が空いた所を確保するしか方法はありません。また、お酒を出すので、21才以上でないと入れません。入り口でIDを提示させられるので、必ずパスポートなど顔写真のある身分証明を持参してください。そして、中に入ると自分で席を確保し、自らカウンターで料理を頼み、もらった番号札をテーブルに置いて料理を待つのが手法なので、基本セミセルフサービススタイル。スタッフのほとんどがアメリカ人なので英語しか通じません。

オフィスバーガーは12ドル。サイドにフレンチフライかスウィートポテトフライが付きます。ボリュームは十分なのでコスパは悪くないでしょう。ハンバーガーのほかのお料理も美味しいです。もちろんビールは地ビール他、いろいろな種類をそろえているのでビール好きにもたまらないお店です。