みなさんはロシア料理と言ったら、「ピロシキ」がまず思いつんじゃないんでしょうか。実は、ロシア語で「ピロシキ」というのは、小さい「ピローグ」という意味があります。日本でいうところのおかずパンのようなものです。
この「シュトーレ」は、この「ピローグ」の店です。お店に入ると、ピローグのいいにおいがぱぁっと広がっています。そして、カウンターには焼きたてのピローグが並んでいます。ことばがわからなくても、指を指して、好きなビローグを選ぶことができるのも、おすすめのポイントです。私のおすすめは、サーモンのピローグ(ピローグ・ス・ラソーッシム)と、鶏肉とご飯のピローグ(ピローグ・ス・クーリッツェイ)です。変わり種として、ウサギ肉のピローグもあります。ここのピローグ、はっきり言って、ロシアで一番おいしいピローグと言っても過言ではありません!
また、ここではピローグ以外のものが頼めます。スープは絶品で、日本人の口に合います。他にも、サラダやペリメニ(ロシアの餃子)などもあります。私のおすすめはピローグと一緒にスープをオーダーすることです。スープは、ボルシチ、きのこのスープ、野菜スープ、チキンスープなどがありますが、すべておいしいんです!
それから、ピローグをオーダーするときは、サイズを聞かれます。大食漢でない限り、小さいピローグとスープ一品でお腹はいっぱいになりますので、ピローグをオーダーするときは「マーリンキー(小さいの)」と言ってくださいね。ちなみに、大きいサイズはロシア語で「バリショーイ」です。
エルミタージュ美術館の近くには「シュトーレ」が二店舗(もう一軒はこちら:http://www.stolle.ru/en/menu/saint-petersburg/konyushenny-16)あります。美術館観賞後のひと休みにいかがでしょうか。英語メニューあり。英語はだいたい通じます。
Stolle シュトーレ(ネフスキー大通り店)
サンクトペテルブルクで一番おいしいピローグの店
- 投稿日2015/03/23
観光の合間に、ピローグ(ロシア風パイ)はいかが?
- 投稿日2015/03/23
街を歩いているとたまに見かける赤い看板のカフェ。
「シュトーレ」はサンクトペテルブルク発祥のピローグ(ロシア風パイ)専門店。2002年にサンクトペテルブルクに1号店をオープン。その後モスクワやエカテェリンブルクにも店舗を増やし、現在はロシアの地方都市や隣国にも数多く出店、人気を集めている。
店内に足を踏み入れると、そこは20世紀初めのソ連風カフェ。
カウンターに並べられたピローグを見てみよう。ロシア人はこの大きなパイ(1kg~2kg)を持ち帰り用に購入したりするが、店内で飲食する場合は、小さい1切れから注文できる。
人気のピローグは、キャベツ入り(45ルーブル)、サーモン入り(95ルーブル)、ロシア風カッテージチーズ入り(65ルーブル)など。ボリュームもあるので、1つ食べればお腹がいっぱいになる位。甘いデザートピローグも種類豊富だ。アップル入り(45ルーブル)、あんず入り(65ルーブル)など、どれもとても美味しい。
飲み物&ピローグが200ルーブル以下と、価格も良心的。
観光でちょっと疲れた時に、コーヒーと一緒にピローグはいかが?
最寄駅は、地下鉄紫線「アドミラルテイスカヤ」駅。徒歩1分。
当店舗はネフスキー大通りに面していて、エルミタージュ美術館から徒歩5分。店内はロシア人でいつも賑わっている。
(なお、血の上の救世主教会から徒歩3分の場所にも別店舗あり。<住所:Konyushenny pereulok 1/6>。店内は広々としている。)
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ジャンルロシア料理 ファーストフード
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エリアサンクトペテルブルク
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住所
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電話番号+7-812-3147021
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営業時間9:00-21:00
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定休日無休
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予算145~300ルーブル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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