Georgian's (formerly In Georgia) ジョージアンズ（旧イン・ジョージア）

サンクトペテルブルクで味わえるのはロシア料理だけではない。滞在中に一度は食べたいのが、旧ソ連圏だった国々のグルメ。

アゼルバイジャン、アルメニア、ウズベキスタン料理など、日本ではなかなか食べることの出来ないエキゾチックな料理を食べることが出来る。ここでは、カジュアルに利用できる美味しい「グルジア料理」のレストランを紹介する。

「グルジア」は黒海に面したコーカサスの山岳地帯に位置する人口400万人ほどの国で、スターリンの出身地としても知られている。葡萄の産地でもあり、グルジアワインは世界的に有名。

お店は、外側から見ると小さくわかりづらいが、中は落ち着いたインテリアのレストランになっている。英語メニューも用意してあるので、スタッフに気軽に頼もう。

ここでの一押しメニューは「ハチャプリ」。グルジアの伝統的なチーズ入りパンで色々な種類がある。「メグルリ」ハチャプリ（３５０ルーブル）はピザのような形状で、「アジャルリ」ハチャプリ（３２０ルーブル）は、ボートのような形で中央に卵が落としてある。アツアツのパン生地から、やけどしそうに熱い濃厚なチーズがとろーり。絶品。

「グルジア風サラダ」（３５０ルーブル）は、牛タン・パプリカ・なす等を香辛料で和え、ルッコラとざくろでアクセントをつけたサラダ。「オジャフリ」（３００～３６０ルーブル）は、ジャガイモと各種肉を焼いたグルジアの伝統料理。ホクホクの甘いじゃがいもと柔らかい肉が美味しい、おすすめの一品。

そして忘れてはいけないのが、グルジアワイン。１５０ｃｃのグラスから注文可能。赤のセミスィートの「イザベラ」（グラスで１６０ルーブル）は、芳醇な葡萄が香り立つ。ぜひお試しを。

最寄駅は地下鉄４号（オレンジ）線「ドストエフスカヤ」駅、もしくは1号（赤）線「ウラジミルスカヤ」駅、徒歩２分。ドストエフスキー文学博物館から歩いて３分ほど。