ネフスキー大通りは、サンクトペテルブルクの目抜き通り。「旧海軍省」から「アレクサンドル・ネフスキー修道院」まで延びている通りで、「エルミタージュ美術館」「宮殿広場」「カザン大聖堂」「血の上の救世主教会」「ガスチーヌィ・ドヴォール」などの数々の観光名所がこの通りにあります。
ロシア語で「ネフスキー」というのは「ネヴァ川の」という通りで、その名の通り、ネヴァ川に沿ってまっすぐ延びています。また、ネフスキー大通りを散歩しているとネヴァ川から延びている川の数々を見ることができ、サンクトペテルブルクが「北のヴェネチア」だと感じることができるはずです。
ネフスキー大通りを散歩するときにおすすめのスポットをいくつか紹介しよう。まず、「旧海軍省」をスタート地点として、道の左側を歩いて行きましょう。歩き始めて、初めて見る川は「モイカ川」と言います。ロシア語で「モイカ」とは、「洗うこと」で、昔、ここで人々が洗濯をしていたことが所以だと言われています。ここは写真スポット!
次の写真スポットはたぶん、「血の上の救世主教会」です。教会の近くで撮るより、ネフスキー大通りから撮った方が、川と全体像が入るのでベストです。また、その写真スポットのすぐ近くには「ドム・クニーギ」という美しい建物の本屋さんがあります。絵はがきやお土産も売っています。
次に、是非立ち止まってもらいたいところは、「マーラヤ・サドーヴァヤ通り」(ネフスキー大通り56あたり)という、歩行者専用通りです。この通りの入口には小さな噴水がありますが、そのまわりに猫(の銅像)が二匹いるんです! 是非、探してみてください。
そこから歩いてすぐのところにフォンタンカ川があります。そこにかかるアニチコフ橋には4つの馬の銅像があります。「アニチコフ」とはこの銅像を作った彫刻家の名前ですが、この銅像をよく見ると、一つ一つ違います。また、その彫刻の台になっている橋の部分の一つに、戦争でドイツ軍から受けた砲撃の跡が残っています。是非、探してみてください。
いろいろと見どころはたくさんある通りなのですが、一番観光客が集まる通りでもあり、スリもたくさんいますので、注意してくださいね!
Nevsky Prospect ネフスキー大通り
数々の観光名所があるサンクトペテルブルグの目抜き通り
- 投稿日2015/03/23
サンクトペテルブルクの目抜き通り
- 投稿日2015/03/23
サンクトペテルブルクの市内中心部にある「ネフスキー大通り」。全長4,5kmで、1番地から192番地まで偶数番地と奇数番地に分かれて並んでいる。その中で観光のメインとなるのは、エルミタージュ美術館の近くからモスクワ鉄道駅までの約2kmほど。
街の中心部自体が歴史地区として世界遺産に登録されているサンクトペテルブルク。ネフスキー大通り沿いには観光名所やレストラン、カフェなどが立ち並びゆっくり歩くだけでも楽しい。ここでは大通り沿いのおすすめスポットをいくつか紹介する。
「ドームクニギ(本の家)」(28番地)は、元シンガー(ミシン)社の社屋で現在は書店となっている。絵はがきや文具などを手頃な価格で購入できる。向かいには「カザン大聖堂」がある。
「エリセーエフスキー商店」(56番地)は、美しい外観をもつ高級食料品店。内装も素晴らしく一見の価値あり。一度は訪れたいところ。
「ストックマン」(116番地)はフィンランド資本のデパート。地下には大きなスーパーマーケットがあり、滞在中の食料品調達などが可能。上階にはフードコートもある。
世界中から多くの観光客が集うネフスキー大通り。他の観光大都市と同じく、残念ながらスリの被害が後を絶たない。歩いているときはもちろんお店で飲食する際も、貴重品からはくれぐれも目を離さないように。
歩くのに疲れた時は、ネフスキー大通り沿いを走っている公共交通機関に乗ってみるのもいいだろう。トロリーバス(電線あり)の「22番」は10分間隔で走っていて便利。運賃は28ルーブルで車内の検札係に支払う。
-
ジャンル散策路・道
-
エリアサンクトペテルブルク
-
住所
-
アクセス地下鉄2号線 ネフスキー通り Nevskiy Prospekt駅すぐ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
ネフスキー大通り周辺のおすすめ観光スポット
- カザン大聖堂
- サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー 大ホール
- ミハイロフスキー劇場
- ストロガノフ宮殿
- 国立ロシア美術館
- 血の上の救世主教会(スパース・ナ・クラヴィー大聖堂)
- プーシキンの家博物館
- アップサイド ダウン ハウス
- 宮殿広場
- エルミタージュ美術館