ダヤンブンティン=マレー語で妊婦のこと。
99からなるランカウイ群島の中でランカウイ本島に次いで2番目に大きな島、ダヤン・ブンティン島。
島のほぼ99%が大理石でできていて、ところどころ地面から飛び出している姿が見れる。
隣のトゥバ島と合わせて、ユネスコのジオパークに指定されていて、
海からそそり立つ奇岩の多い美しいエリアである。
パンタイチェナンやアワナポート、クアタウンなどの、
島内のいくつかのビーチや船着場からスピードボートで渡る。
周りにあるシンガべサーやべラスべサー等の島と組み合わせて、
アイランドホッピングツアーで訪れるのが一般的。
島の真ん中には、ぽっこりと穴が開いたように湖があり、
その水を飲むと子宝に恵まれるという伝説がある。
かなり深いので、湖の周りでふざけたり、小さいお子さんを勝手に遊ばせるのは危険。
遊ぶ時にはライフジャケットを着てボートに乗ったり、湖で泳いだりする。
ツアーボートを降りて湖までは歩いて10分ほど。
カルデラのように山が陥没したような状態の湖なので、
一旦登ってから降りるのだが、なかなか急勾配のため、体力に自信のない方にはおすすめしない。
Lake of the Pregnant Maiden ダヤン・ブンティン湖
中村 留美
(現地コーディネーター、民芸品店経営)
湖の水を飲むと子宝が授かるという伝説の島
- 投稿日2015/09/28
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。