リスボン市内で最も古い教会であり、1147年に建設されて以来、
地震や火事などがある度に修復され手を加えられてきました。
別名サンタ・マリア・マイオール・デ・リシュボアという名前がついています。
アルファマの入口にそびえ立つリスボンの象徴ともいえる大聖堂です。
■歴史的背景
1147年に初代ポルトガル王であるアフォンソ・エンリケスの命により、
イスラムの礼拝堂の跡地に建てられました。
当時の建物はロマネスク様式で、要塞としても使われていました。
その後13世紀後半、ディニス1世によりゴシック様式の回廊が増築され、主礼拝堂もゴシック様式に改造されました。
しかし、1755年のリスボン大地震と火災により礼拝堂の大部分は崩壊し、廃墟と化しました。
現在のカテドラルの姿は20世紀初頭に18世紀当時の姿を復元したものになります。
■見どころ
ロマネスク様式の天井まで続く円柱と、ゴシック様式の窓。どちらも邪魔せず調和しています。
この窓は、バラ窓と呼ばれていて教会の外からも中央に見える綺麗な窓です。
おすすめは建物が西日を受けて輝く午後か夕方です。
市電が教会の目の前を走るため、もっともリスボンらしい風景の撮影スポットとなっています。
アクセス : 28番トラム停留所 Sé で下車すぐ 又はロシオ広場から徒歩15分
営業時間 : 9:00am- 7:00pm ※日曜日の早朝はミサをしていることが多いです。
価格帯 : 礼拝堂は無料。
Lisbon Cathedral リスボン大聖堂
リスボン最古の教会
- 投稿日2015/04/16
リスボンで最も古い シンプルで好感の持てる大聖堂
- 投稿日2015/03/25
リスボン大聖堂は、イスラム教徒のモスクがあった場所に1147年に建設が始められた、リスボンで最も古い教会です。1755年のリスボン大地震によって、廃墟となってしまいましたが、改修され20世紀前に現在の形になりました。
キラキラ、ピカピカどぎつくない、シンプルな好感の持てる内装になっていて、キリストと12使徒を描いた美しいステンドグラスが一際目を引きます。
周りにはテラスのあるカフェが点在し、また最近では目の前にキオスクもオープンしましたので、ゆっくりコーヒーでも飲みながら眺めることもできます。
毎年6月12日には、聖アントニオ祭りの一環で、リスボンが主催する結婚式が大聖堂で行われ、数多くの応募の中から選ばれたカップル達が無料で結婚式を挙げることができます。
また大聖堂の前には路面電車28番が通りますので、絶好の撮影ポイントでもあります。少し待っていれば、大聖堂をバックに路面電車の写真を撮ることができます。
地元の人がお祈りをしていますので、内に入る際はお静かに、また帽子は脱いでご見学ください。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアリスボン
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住所
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アクセストラム12E・28E Sé駅からすぐ または ロシオ広場から徒歩約15分
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電話番号+351-21-8866752
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営業時間11-5月: [月-土]10:00-18:00, 6-10月: [月-土]9:30-19:00
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定休日日曜、聖日
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予算礼拝堂のみ 無料
入場料(大人) 5ユーロ
(7-12歳) 3ユーロ
(6歳以下) 無料 -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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