丘の上にあるアルファマ地区は1755年に発生したリスボン地震で被害を受けなかったエリアで、
狭い路地が入り混じる町並みが残っています。
元々は漁師や貧困層が暮らしていた地区ですが、今でも現地の人々の暮らしを垣間見ることができます。
■見どころ
アルファマ地区の散策は昼間の明るい時間にすることをお勧めします。
狭い路地には洗濯物が干してあり、元気な声が聞こえてきます。
お昼時には家々からいい匂いがしてくるため、実際に市民の暮らしを感じられますよ。
今でも洗濯場がいくつもあり、路地に入ると突然出くわしたりします。
小さな通りにテーブルを並べたカフェやファドハウス、ショップなどを見ながら、
のんびりとした時間をお楽しみください。
時間を短縮したいという方は、リスボン名物の28番トラムに乗ってアルファマ地区を回るのもお勧めです。
リスボン大聖堂、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会・修道院、サンタ・エングラシア教会など、
リスボンの名所の前を通るのでトラムに揺られながら観光することができます。
トラムは一回乗車の毎に料金を払うと割高なので、なるべく一日乗車券を購入しましょう。
(メトロと共通のViva Viagem Card。メトロの券売機で買えます)
毎週火曜日と土曜日には、サンタ・エングラシア教会近くの広場で、
フェイラ・ダ・ラドラ(女泥棒市)と呼ばれるノミの市が開催されています。
アンティークからガラクタまで実に様々な物が売られています。
値段交渉もできますので、いつもとは違う買い物をしてみたい方は行ってみてはいかがでしょう。
ただし、スリが発生することもあるようなので、荷物には十分気を付けてください。
■泥棒市
ポルトガル語表示:Feira da Ladra
住所 :Campo de Santa Clara 1100-471 Lisboa
アクセス : 28番トラムでCampo de Santa Clara下車
営業時間 : 6:00 am – 5:00 pm 毎週火曜日と土曜日
※28番トラムはリスボンの中心地からどこでも乗れますが、出発点はMartim Monizです。
Alfama アルファマ地区
リスボンの歴史を感じるならここ!
- 投稿日2015/04/15
イスラム時代の街並みをそのままに リスボンらしいリスボンに出会う
- 投稿日2015/03/25
リスボンの下町、アルファマ地区はもっともリスボンらしい、古き良き昔の面影を残したエリアです。
アルファマ地区は1755年のリスボン大地震であまり被害を受けなかったために、イスラム時代の街並みを今なお見ることが出来ます。アルはアラビア語の定冠詞、ファマは泉の意味で、泉の街という意味だそうです。その名残は今でも随所にみることができます。
カラフルな洗濯物が風になびき、猫が昼寝をしていたり、細い路地ではサッカーをする子供達。そしてシャイでいて人情に厚い人々が暮らしているアルファマ地区。このエリアはどこを撮ってもいい絵になる、フォトジェニックな場所でもありますので、きっとお気に入りの写真が撮れます。
迷路のように細い路地が入り組んでいますので、ほぼ必ず迷子になりますが、坂を降りればテージョ川に、登ればグラッサにたどり着くので、道に迷うのを怖がらないで細い路地を気の向くまま歩いてください。それがアルファマを楽しむコツです。素敵な発見に出会えることでしょう。
6月中のアルファマ地区は、細い路地に屋台がオープンし、青空の下イワシの塩焼きをあちこちで食べることができます。また6月12日の聖アントニオ祭りの前夜祭では、一番アルファマが盛り上がる日になります。
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ジャンル旧市街・古い街並み
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エリアリスボン
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住所
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アクセストラム12E・28E Lg. Portas Sol駅・R. Escolas Gerais駅周辺
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
アルファマ地区周辺のおすすめ観光スポット
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- カペラン通り
- コメルシオ広場
- トラム28
- サンタ ジュスタのエレベーター
- ロシオ広場(ドン・ペドロ4世広場)
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- サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
- ビカのケーブルカー
- 国立アズレージョ美術館