リスボンのロッシオ駅より電車で45分ほどのシントラは、木々が生い茂る緑豊かな山の中の街です。イギリスの有名な詩人バイロン卿はシントラを「この世のエデン」と表しました。
シントラ山には王宮、ペーナ宮殿などをはじめ宮殿や豪邸が数多く点在し、王族や貴族の避暑地として栄えました。その美しい街並は1995年に「シントラの文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録されています。
ここの地区は霧が出ることが多く、霧が出た時は眺めこそ楽しめませんが、とても幻想的でロマンチックな雰囲気に浸ることが出来ます。
このシントラの旧市街地の前に立つ王宮は、イスラム教徒が建てた建物を改造し、王家の夏の離宮として14世紀に完成したものです。外観はとてもシンプルですが、内装は当時のポルトガルの繁栄をうかがわせるとてもゴージャスなものとなっています。
遠くからでも確認できる大きな2本の煙突は、キッチンの煙突になっていたそうです。いったいどれだけのご馳走をグリルしていたのでしょうか?
見学時間は30分ほどあれば全て見て回ることができます。そのあとはすぐ目の前の旧市街地にいって、お土産やさんを覗いたり、シントラ名物のお菓子を食べるのもオススメです。
シントラは、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へも近いので、リスボンからの日帰りでセットで訪れることもできます。
National Palace of Sintra シントラ宮殿(シントラ)
ようこそポルトガル
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キッチンから伸びる大きな煙突が目印の王宮
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル城・宮殿
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エリアシントラ
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住所
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アクセスリスボン中心部のCampolide駅から電車で約35分 または Sintra駅から徒歩約11分
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電話番号+351-21-9237300
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営業時間9:30-18:30
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定休日1月1日, 12月25日
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予算入場料(大人) 13ユーロ
(6-17歳及び65歳以上) 10ユーロ -
公式サイト
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