リスボンのアイコンである黄色いケーブルカーやトラム。
このビカのケーブルカーは、その中の1つです。
テージョ川近いサン・パウロ通りとバイロ・アルト地区を結ぶビカ・デ・ドゥアルテ・ベーロ通りを走るケーブルカーです。リスボンは7つの丘の街と呼ばれるように、とても坂道が多く、気が付くと上り坂になったり下り坂に出くわしたり、小さい階段があったりします。少しでも行き来がしやすいようにケーブルカーやエレベーターが整備されています。
このビカのケーブルカーは、なんと1892年に開通しました。急斜面を上り下りしますが、片道は約5分ほどです。あっという間ですが、レトロな車内の雰囲気や、目の前を通り過ぎる可愛らしい家々、気持ちよさそうなテージョ川を見渡すことができるので一度は乗車したいケーブルカーです。
乗車チケットはサン・パウロ通りの入口でも購入できますが、3.7ユーロと割高なので、ヴィヴァ・ヴィアジェンカード(Viva viagem card)にてチャージするか24時間乗車券(6.3ユーロ+カード代0.5ユーロ)をチャージすることをお勧めします。
月曜日~土曜日 7:00~21:00 日曜・祝日 9:00~21:00 に運行していて、いずれも約15分おきに発着
Elevador da Bica ビカのケーブルカー
リスボンと言えばビカのケーブルカー
- 投稿日2018/08/17
100年以上前から運転されている歴史あるケーブルカー
- 投稿日2015/03/25
123年前の1892年に運転を開始した、リスボンにある3線のケーブルカーの中では一番新しいケーブルカーです。一番古いのは1884年のラヴラ線、1885年のグロリア線と続きます。
運転開始当時は水力を使ったもので、カイス・ド・ソドレから、シアード地区までの、登りは歩くと息が切れる急な坂を3分で結びます。1896年に蒸気式に、1914年に電動になったそうです。3線のケーブルカーの中でも、ビカ線はテージョ川を見渡すことができる眺めの良いオススメの線になります。
3線ともに2002年には、ナショナル・モニュメントに指定されましたが、たまに心無い人に落書きをされてしまうのが残念です。
料金は往復3.60ユーロとちょっと高めのお値段ですが、リスボアカード、または地下鉄・バスが乗り放題の1日券があれば無料で乗車できます。
ビカ線の坂にはバーが軒を並べていますので、夜はグラスを持った人々が通りにあふれ、ひと味違う雰囲気になります。
運転時間
月曜から土曜: 7:00 - 21:00
日曜と祝日: 9:00 - 21:00
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ジャンル乗り物
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エリアリスボン
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住所
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アクセス地下鉄Az・Vd線 バイシャ・シアード Baixa-Chiado シアード側出口から徒歩約5分
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電話番号+351-21-3613000
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営業時間[月-金]7:00-21:00 [土・日・祝日]9:00-21:00
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
ビカのケーブルカー周辺のおすすめ観光スポット
- サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
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