リスボンの中心地にあるロシオ広場。
そこから南に進むと、観光客やたくさんのレストランが並ぶ賑やかな場所アウグスタ通りがありますが、反対の北東方向に行くと、モウラリア地区(Mouraria)があります。
この地区は、他国から移り住んできた人が多く暮らしていますが、つい近年までは治安のあまり良い場所ではありませんでした。無形文化遺産に登録されているポルトガルの大衆民謡ファド(Fado)は、19世紀にここの地区で生まれたと言われています。
その入口として近年整備されたのが、このカペラン通り(Rua do Capelao)です。モウラリア通り(Rua da Mouraria)からカペラォン通り(Rua do Capelao)に入るところにはポルトガルギターの石碑があります。そして2013年、カペラン通りの壁にはこれまでファドに大きな影響を与えた人気ファディスタやギター奏者23人の肖像画が描かれました。
この通りは19世紀頃、酒場や売春婦が多く存在していたそうでファドもその中から生まれました。現在は整備され綺麗ですが、以前はルア・スージャ(汚い通りという意味)と呼ばれていました。
19世紀に生きたファド歌手マリア・セヴェラ(Maria Severa)が暮らした家は今もこの通り残っています。
通常の道なので、いつでも行くことができますが、夜は暗く少し治安が良くないので昼間の明るい時間に行くことをお勧めします。
Rua do Capelao カペラン通り
フィリグラーナ
(インポーター)
リスボンの大衆民謡ファドのルーツを辿って
- 投稿日2018/08/17
2018/04訪問
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ジャンル散策路・道
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エリアリスボン
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住所
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アクセス地下鉄Az線 Martim Moniz駅・トラム12E Socorro駅から徒歩約1分
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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