クラーケンウェル地区は中世から続くジュエリー街「ハットン・ガーデン」や、食肉市場の
スミスフィールドなどがある商業の街という趣がありますが、12世紀まで遡ると、
聖ヨハネ騎士団ゆかりの「エルサレムの聖ヨハネ修道院」があったことでも知られます。
「エルサレム・タヴァーン」(Jerusalem Tavern)は、この彩り豊かな歴史の中に佇む名パブ。
パブとしては14世紀頃からあったようですが、現在の建物が造られたのは1720年頃で、
ジュエリーの街らしく時計職人などのワークショップとしても使われていた歴史もあるそうです。
文壇人のジョンソン博士も近くに住んでいたので、よく出没していたみたいですよ。
現在はイングランド東部のサフォーク州にあるクラフト・ビール醸造所、
セント・ピーターズ・ブリュワリーがロンドンで唯一経営するパブとして、
美味しいリアル・エールを提供しています。
ちなみに「リアル・エール」とは、カスクと呼ばれる樽の中で二次発酵させる
生きたエールのこと。樽の中でずっと発酵が進むので、
醸造所からパブに到着した後の管理の仕方でも味が左右されるんですよね。
とてもこぢんまりとした小さなパブですが、趣はたっぷり。
またボリューム満点のランチも用意しているので、
食事もされたい場合はお腹をすかせて行ってくださいね!
The Jerusalem Tavern ザ エルサレム タヴァーン
江國 まゆ
(編集者・ライター)
中世の歴史をダイレクトに感じる居酒屋パブ
- 投稿日2014/09/30
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ジャンルイギリス料理
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エリアクラーケンウェル
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住所
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アクセスFarringdon駅から徒歩3分
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電話番号+44-20-74904281
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営業時間[月-金]11:00-23:00[日]12:00-18:00
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定休日土曜日
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公式サイト
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