ロンドンの住宅街に静かに佇む美しい美術館、ウォレス・コレクション。一流のアートを見て歩いたあとは、館内のザ・ウォレス・レストランで休憩してみてください。
レストランはもともとコートヤード(中庭)だったところにガラスの天井をつけ、自然光がたっぷり入る高い吹き抜けにした空間にあります。季節を問わず、明るい場所でゆったり食事やお茶を楽しむことができます。
淡いピンク色に塗られた美しい建物という景色も同時に楽しめるので、ホテルにいるような贅沢な気分に浸れます。個人的にはここがいちばんのおすすめポイント。
美術館と同時の朝10時にオープンするので、午前中はブランチメニューもあり。バーが併設されていて、朝からでもお酒を飲むことができます。美術館で特別展をやっていると、たとえばインドの展示ならスパイスを効かせたカクテルなど、その内容に合わせた期間限定の飲み物が販売されることもあるので試してみるのも楽しいですね。
レストランがいちばん混雑するランチタイムとアフタヌーンティーの時間(14:30~16:30まで)には、予約をするのがおすすめ。サイトから簡単にできます。金曜と土曜は夜遅くまで営業していますが、こちらも予約した方が無難でしょう。
ランチはアラカルトのほか、セットメニュー(前菜、メイン、デザートで35ポンド)もあって本格的。サンドイッチやサラダなどの軽いものも、パンや素材が凝っています。美術館と併せて来るお客さんが多いのですが、近隣オフィスのビジネスマンにも人気があるようです。
アフタヌーンティー(19.50ポンド)はお約束の3段トレイに乗って出てきます。お手頃な値段でお茶の種類も豊富だし、吹き抜けの空間で雰囲気まで楽しめて、なかなか穴場のアフタヌーンティーではないかと思います。追加料金でスパークリングワインやシャンパンをつけることもできます。
わたしのいちばんのおすすめメニューは、レモンドリズル・ケーキ(Lemon drizzle/4ポンド)。レモンピールを混ぜたパウンドケーキにお砂糖をコーティングしたイギリスのケーキですが、レモンの皮のほろ苦さと甘みのバランスが絶妙。きっと紅茶が合うと思います。ちなみに、紅茶を頼むと鉄瓶風のティーポットで提供されて可愛らしいですよ。
人気のお店ですが、閉店1時間前の16時頃になるとすっと人が引きます。美術館に行かなくても、この時間に近くにいたらショッピングの合間にお茶するのもおすすめです。
クレジットカードも利用可。対応は英語のみですが、温かく対応してくれます。
ウォレスコレクション同様、最寄駅は地下鉄ベーカー・ストリート駅かボンド・ストリート駅(徒歩10分ほど)。老舗デパートのセルフリッジ、スタイリッシュなマリルボーン・ハイストリート、大型店舗が立ち並ぶオックスフォード・ストリートまですぐなので、ショッピングの休憩にも便利です。
The Wallace Restaurant ザ・ウォレス・レストラン
ラッシャー貴子
(翻訳者/ブロガー)
ここちよい吹き抜けの空間で豊かなくつろぎのひとときを
- 投稿日2020/01/30
2019/12訪問
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ジャンルフランス料理 カフェ
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エリアメアリルボーン
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住所
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アクセス地下鉄ベーカー・ストリート駅 または ボンド・ストリート駅から徒歩約10分
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電話番号+44-20-75639505
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営業時間[日-木]10:00-17:00 [金・土]10:00-23:00
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定休日12月24-26日
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予算5~45ポンド
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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