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ロンドン (イギリス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(9人)詳細

National Portrait Gallery ナショナル ポートレート ギャラリー

ラッシャー貴子 (翻訳者/ブロガー)

ひっそりたたずむ美術館で、肖像画から英国を知る

  • 美術館おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気

観光客に大人気のナショナル・ギャラリー。その裏手にひっそりと小さな美術館があるのをご存じですか? それがこのナショナル・ポートレート・ギャラリーです。

“国立肖像画美術館”という訳もあるように、肖像画ばかりが展示されているユニークな美術館で、21万点を超える肖像画の所蔵数は世界一だそう。

肖像画の対象になっているのは、これまでに英国の歴史や文化を作ってきた人たち。現在のエリザベス女王やその他の王家の方々(大人気のウィリアム王子とキャサリン妃、ハリー王子、そして故ダイアナ元妃も)はもちろん、歴代の王家の方々、劇作家のシェイクスピアなど、「教科書で見たことがある!」と叫びたくなる人物がずらり。

また、ぐっと身近に感じられるデザイナーのポールスミス、歌手のエイミー・ワインハウス、大人気のハリー・ポッターのシリーズを書いた小説家のJKローリングなどなど、思いがけなく広い範囲の人たちをも見ることができます。

肖像画というと、気難しい顔をした音楽家や政治家のイメージがあるせいか、「ずっと見ていると疲れそう…」という心配もあるかもしれません。

でもどうぞご安心を。ここには絵画のほかにも、写真、彫刻、立体アートなど、さまざまな形の作品があるんです。

古い銀貨に刻まれた征服王ウィリアム1世、ご家族と写真に収まっている赤ちゃんの頃のエリザベス女王、ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングをかたどったバービー人形、デビューしたてで初々しい姿で写るビートルズ、万有引力の法則で知られるニュートン博士のデスマスク、夕食会の招待状の端に落書きされたチャーチル元首相の似顔絵などなど。

描かれている人たちは思い思いのポーズをとっていて、背景もさまざまなので、見飽きることがありません。それどころか、ひとつひとつの作品が描きだすストーリーに思いを馳せて、じっくり見入ってしまうことも多いんですよ。


1856年に設立された美術館は、建物も優雅で、時代ごとに展示された作品を見て回りながら、内装や建築自体の美しさも楽しめます。

また最上階にあるポートレート・レストランは眺めが抜群。トラファルガー広場やロンドンの建物を見下ろしながら、モダンブリティッシュの食事や、アフタヌーンティーを堪能できます。

お帰りの前には、ぜひミュージアムショップにも立ち寄ってみてください。人の顔や体をモチーフにしたグッズがたくさんあって、ユニークなおみやげを選べます。

最寄り駅は地下鉄と鉄道のチャリングクロス駅か地下鉄レスタースクエア駅。すぐ隣にナショナル・ギャラリーやトラファルガー広場があるほか、劇場や観光名所がめじろ押しのレスタースクエアやピカデリー・サーカスからもすぐという、絶好のロケーションです。

入場料は無料(特別展除く)。3ポンドで利用出来る音声ガイドは、日本語でも聴くことができます。

2019/04訪問
ゆうこ (貿易関連会社勤務)

ナショナルギャラリーの別館、ポートレートに特化したギャラリー

  • 芸術鑑賞おすすめ

意外に良かったと評判の、ナショナルポートレートギャラリー。
ポートレートのコレクションが世界で一番の大きいギャラリーです。
現在のコレクション数は、主要なものだけでも、
11,000におよび、そのうち4,000が絵画になるそうです。

コレクションは、中世から現在至るまで、王や女王など英国史史上の人物に始まり、
ケイト・モスなどの現代活躍中の有名人にまで及びます。
肖像画、写真、イラスト、マルチメディア、インスタレーションなど、
様々なスタイルのポートレートが年代ごとに展示されており、
まるでポートレートの英国史を見ているようです。

同ギャラリーは、1856年に設立、1980年までは、購入、遺産贈与、贈り物などにより
コレクションを入手していたものの、
1980年からは、同ギャラリーのポートレート製作委託を開始。
設立以来、コレクションの数は増え続けています。

昨年作成され、コンテポラリーコレクションに新たに加わった
キャサリン妃のポートレート。ウィリアム王子は絶賛していたものの、
実は国民からの批評は、「実際よりふけて見える」など、賛否両論です。

設立は、1865年、一番最初のコレクションはシェークスピアのポートレートです。
入場料は基本的には無料、日本語対応のオーディオの貸し出しもあります。

最寄り駅はチャリングクロス駅または、レスタースクエア駅、両駅からは徒歩約5分。
トラファルガー広場前にあるナショナルギャラリーを正面すると右隣に位置します。
同ギャラリーの上階にあるガラス屋根のレストランは、
洗練されつつもカジュアルな雰囲気で、
見晴らしも良く、穴場です。カフェやショップもあります。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。