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ロンドン (イギリス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(9人)詳細

Sherlock Holmes Museum シャーロック ホームズ博物館

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

最寄り駅・ベイカーストリートを降りたところから、ホームズの世界が始まります。

  • 街散策おすすめ
  • 定番人気

シャーロック・ホームズはコナン・ドイルの書いた推理小説の主人公、誰もが一度はこの本を読んだことがあると思います。小説に登場するホームズの住居を再現したのがこの博物館です。

最寄りのベイカーストリート駅前にはおなじみの鹿討帽、パイプ、インバネスコート姿のホームズの銅像が立っています。背が高いですね。
ホームから改札を出るまでパイプをくわえたホームズの横顔が続きます。
ベイカーストリートの番地を追いながら進むと博物館はすぐにわかります。
行列に並ぶ前に売店で入場券を買ってくださいね。
あとは、入口に立つスコットランド・ヤードの警官の指示にしたがってください。

ホームズが暮らしたベイカー街221b番地は小説が書かれた時代には存在せず、架空の住所でした。それが後世、街の区画整理により実在することになり、今ではブループラーク(著名人がかつて暮らした家などに飾られる記念プレート)までつけられています。

この博物館がある場所の正式な住所はベイカーストリート239番地。でも、2階へ続く階段が17段(『ボヘミアの醜聞』より)ということから「ホームズが暮らした場所に間違いない」ということで、1990年にこの場所に博物館が置かれました。

狭い階段を上るとホームズが活躍したヴィクトリア時代の部屋が再現されています。まさしくホームズとワトスンが過ごしていた居間。ホームズの実験道具、虫眼鏡、バイオリンなど小物類も充実、しかも自分が「成りきる」ことができるのは、ホームズファンにはたまらないですね。

階下からハドソン夫人がお茶を持って来てくれそうです。
事件の場面を再現した蝋人形の展示も「シャーロキアン」ならば、すぐにどの話の誰なのかわかるのではないでしょうか。

入場は人数制限されているので、展示物はじっくり見ることができます。帰りには売店でおみやげ選びも楽しんでくださいね。
ここを訪れた後は、改めて大人向けのシャーロック・ホームズ本が読みたくなります。

2016/07訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。