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ロンドン (イギリス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(9人)詳細

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

ロンドンを訪れたならぜひ立ち寄りたい、世界三大ミュージアムのひとつ

  • 芸術・文化鑑賞おすすめ

世界中から大勢の見学者が訪れる、ロンドン屈指の観光地。
ロンドン大学などある閑静な文教地区、ブルームズベリーにあります。

正面入口、古めかしいギリシャ様式のファサードをくぐると、明るい空間が広がります。
ガラス張りの天井から、自然光が降り注ぐグレートコートです。
ここにはかつて大英図書館がありましたが、図書館が独立した1997年、ロンドンで
様々な建造物をデザインしているノーマン・フォスター卿により設計されました。

膨大な収蔵品があり、一日で見るのはまず不可能。ポイントを押さえて、効率よく見学したいですね。
事前にサイトやガイドブックで自分の興味がある展示品をチェックしておくのが良いでしょう。

必見はやはりロゼッタ・ストーン、グランドフロア(地上階)の西側(正面から入って左側)にあります。
いつでも大勢の見学者で賑わっていますので、すぐわかりますよ。
エジプト象形文字解読の手がかりになった歴史的な「石」です。
象形文字が解読されたことによって、古代エジプトの謎が次々と解明されました。

その先をまっすぐに進むと、ギリシャ、パルテノン神殿の彫刻群の部屋、パルテノン・ギャラリーです。
ここもぜひ見ておきたいです。

大英博物館はサー・ハンス・スローンという1人の人物のコレクションが創立のきっかけになっています。
グランドフロアの東側にあるルームNo.1に彼の収集品の一部が展示されています。
大英博物館は特別展を除き写真撮影ができ、入場料は無料、何度でも訪れてください。
また、金曜日の夜は21時まで開館、空いているので、じっくり展示物と向き合いたい人におすすめです。

ゆうこ (貿易関連会社勤務)

歴史のコレクション、大英博物館

  • 芸術・文化鑑賞おすすめ

同博物館の所蔵品は800万点と言われ、この数は、ルーブルの20倍以上にものぼります。

アンティークのコインやメダルから遺跡まで、世界中から集められ、
時代も紀元前ものから、現代のものまで展示されています。
また、解明できていなかった古代エジプト文字を解明するきっかけになった
石碑:ロゼッタストーンなど、人類の宝ともいえる、歴史上でも重要なものが多く、
特に大英帝国の時代に集めた、世界中からの品も多く展示されています。

ロゼッタストーンは、もともとは、
ナポレオンの軍隊がエジプトで見つけたものですが、英国軍との戦いに敗れ、
ロゼッタストーンは英国に持ち去られてしまいました。
そこから読解の競争が始まりましたが、結局はフランス人古代エジプト学の研究者
ジャン=フランソワ・シャンポリオンによって読解されたという面白い歴史も持ちます。

同博物館の所蔵品は、1753年、古美術収集家のハンス・スローン卿からの
国への遺贈された、71000冊の本、アンティークや、標本などのコレクションに始まり、
その後も各界収集家からの寄贈や遺贈により、どんどん増え続けます。

増えたコレクションは、大英博物館だけでは収まらず、分類化され、
1881年には、自然史関連の収集物を独立させるために自然史博物館が建設され、
1973年には、本のコレクションは、もともとあった
国立中央図書館の機能に統合され大英図書館となった場所に移されました。

同博物館を1日で全てを見る事は、不可能です。
短時間の場合は事前に標的を決めてピンポイントで行かれるか、または、
以下、同博物館がお勧めする、1時間コースと3時間コースがございます。

また、お子様も楽しめるお勧めのコースが紹介されていますので紹介します。
各コレクションの写真も載っているので、探すときにも便利です。
(大英博物館の公式HPの日本語サイトより)

1時間コース
http://www.britishmuseum.org/visiting/planning_your_visit/object_trails/1_hour.aspx
3時間コース
https://www.britishmuseum.org/visiting/planning_your_visit/object_trails/3_hours.aspx
子供たちと見るコース
http://www.britishmuseum.org/visiting/family_visits/12_objects_for_children.aspx?lang=ja

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。