プリンセスを意味する「プリンセサ」だから、ロマンチックなホテルかと思いがちですが、プリンセサ通りにあるから「プリンセサ」という名を冠している大型ホテルです。
プリンセサ通りという名が示唆するように王宮に近く、ホテルの脇のルイサ・フェルナンダ通りをまっすぐ行けば、1968年にエジプトから贈られたデボー神殿を飾る公園に着きます。
デボー神殿の隣は、サバティーニ公園と王宮。徒歩10分です。
また、ホテルの前のプリンセサ通りをまっすぐ下れば、10分程度でカジャオへ。
ホテルに向かって右側にある森は、18世紀に建てられた当時、王宮を除き、マドリードで最も広く美しい貴族の家と称されたリリア宮殿の庭です。
持ち主は、80代の高齢でありながら2011年に25歳年下の公務員と結婚して話題になったアルバ公爵夫人カイエターナさん。3800億円の資産でも、英国エリザベス女王よりも長い称号を持つことでも、整形手術のことでも、日本でも大きなニュースになりましたね。
さて、メリア・マドリード・プリンセサは、全269室と5部屋のマニフィック・スイーツを誇ります。
25㎡もあるスタンダード・ルームの設計は、機能性抜群。クローゼットもバスルームの扉も、和風のような引き戸になっているので、扉が邪魔になりません。
エントランスとバスルームは、クローゼットを介して繋がっており、両側に引き戸があるので、荷物はエントランスからもバスルームからも取り出しが可能なのです。
またクローゼットにはスーツケースを立てたまま収納できるスペースも作られています。
さらに、全室、バスローブとスリッパが用意され、アメニティのデザインもおしゃれ。アロエとオレンジとじゃこうが配合されたシャンプー、シャワージェル、ボディーミルクの他、コンディショナーも!
コンディショナーが含まれたアメニティは今時、滅多にお目にかかりません。
シャワーキャップ、櫛、お化粧落とし、綿棒は1箱にまとめ、ひげ剃りセット、デンタルセットはもう1箱に。2つの黒い箱がアメニティの横に置いてあるのも嬉しいサービス。
お部屋には、ゆったりした1人掛けソファと足を置くオットマンがあり、長旅や街歩きで疲れた身体を休めるのありがたい配慮。
またノートパソコンでの仕事がしやすいテーブルも機能的。旅先でブログをアップしたり、メールをチェックしたりと、何かと便利です。
メリアホテルでは、さらに、60ユーロの追加料金でVIPルームが使い放題のザ・レベルというサービスもありますから、ビジネスで来られる方にはお薦めです。
Melia Madrid Princesa メリア マドリッド プリンセサ
河合妙香
(記者、カメラマン、経営者)
機能的な部屋と充実したアメニティに感動!
- 投稿日2014/09/30
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ランク5つ星ホテル ?
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エリアアルゲジェス モンクロア
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住所
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電話番号+(34) 91 541 8200
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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