王室デスカルサル修道院の隣にあるサン・マルティン宮殿が、ホテル インター パラシオ サン マーティンです。サント・ドミンゴ広場、カジャオ広場からは徒歩2分、オペラ駅地上のカルメン2世広場からも歩いて3分ほどで着きます。
19世紀にアメリカ大使館として建てられたサン・マルティン宮殿は、マドリード市役所が第1級保護建築に指定した歴史モニュメント。そのため、柱や天井、レトロなエレベーターも、可能な限り当時のままです。
サン・マルティン宮殿の地下にも、王宮と王室デスカルサス修道院をつなぐ地下トンネルがあるそうです。(詳しくはNH コレクション パラシオ デ テパをご参照ください)
ホテルの工事中、ドリルがスコーンと地下トンネルの天井に刺さったことから、地下道の存在がわかったのだそうです。
デスカルサス修道院の修道女たちは滅多に地上に姿を現しませんし、王族が修道院を白昼堂々と訪問する姿も見られませんから、もしかしたら、この地下トンネルはまだ使われているのかもしれません。
客室は、光沢のある黄色の絹調の壁にバラ色の絨毯。上品な色使いの部屋には、近世ヨーロッパの貴族を描いたリトグラフが壁にさりげなくかけられてます。
広くさわやかなバスルームは全室バスタブつきで、アメニティはインター・オリジナル。シャワージェル、シャンプー、ボディークリーム、コットンバッド、シャワーキャップと充実しています。
スーペリオールのお部屋のバルコニーからは、修道院の全体が見渡せます。観光で開かれているのはごく一部だということがよくわかります。
祈りの生活を送る修道女は、昼間は姿を見せませんが、観光時間の終了した夜8時半から9時頃になると、修道院のパティオの窓辺をすすすっと影のように歩く姿がカーテン越しに見えて、大変神秘的なのだそうです。
マドリードの中心とは思えない静けさのなかで、上質な時間の流れる滞在を楽しめるホテルです。
Intelier Palacio San Martin インテリアパラシオデサンマルティン
河合妙香
(記者、カメラマン、経営者)
デスカルサス修道院に隣接 歴史の深いホテル
- 投稿日2014/09/20
- 更新日2016/04/19
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ランク4つ星ホテル ?
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エリアセントロ
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住所
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アクセス最寄り空港(barajas(バラハス))まで約14キロ
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電話番号+(34 ) 91 701 5000
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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