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マドリード (スペイン) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Chocolateria San Gines チョコラテリア・サン・ヒネス

ミキータ (ホテル&グルメライター)

創業1894年!マドリード子達が愛するチョコラテ。ソル広場から少し裏通りに入ると、そこだけ時間の流れが違う

  • チュロスがおいしい
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

スペインの定番の朝ごはんの1つ、チュロス Churrosとチョコラテ Chocolate(ホット・チョコレート)。子供も大人も大好きです。

そんなチョコラテの専門店、チョコラテリア・サン・ヒメネスは、なんと創業1894年。また、驚くことに24時間営業!なぜ夜間も開いているのか?
それはお店の場所に秘密があります。ソル広場、マヨール広場、カジャオ広場の中間地点、徒歩それぞれ5~10分の所に位置しているこのお店。
この辺りは、無数のバルやレストランがひしめくマドリード有数の繁華街です。

つまり「飲んだ後の〆にチョコラテ」という人達で夜間もにぎわうのです!

しかし、賑やかな繁華街から少し裏道に少し入っているせいか、落ち着いた雰囲気。
朝ごはん、午後のおやつ、夜遊びの〆に! ここはいつも暖かく迎えてくれる、そんなお店です。

ここではまず、レジでメニューを見て注文と支払いを済ませ、テーブルの上にレシートと一緒にレジでもらった紙を置いておきます。
ウェイターがその紙を受け取り、注文の品を持って来てくれるというシステムです。

おすすめメニューはチュロスとチョコラテ、またはポラスとチョコラテのセット(4ユーロ)。
チュロスは今や日本でも有名ですが、チュロスの1.5~2倍くらい太いポラス Porrasというお菓子もあります。
チュロスはカリカリの食感、ポラスは表面がサクサクで中がモッチリ。
スペインの人達は、このチュロス、ポラスをチョコラテに浸して食べます。チョコラテはとろりと濃厚なのに、後味は意外にさっぱりしていて、重くありません。

テーブルは、店の外のテラス席、店内の1階、地下1階がありますが、前回行った時はテラスも1階も満席。
地下1階に通されましたが、何となく空気が籠っていてトイレの匂いがしました。できれば、テラスか1階席が良いです。

レジのところで、チョコラテの素やチョコレートを売っているので、お土産にも最適です。

2018/09訪問
三浦 深雪 (料理教室講師、フードライター、料理人)

24時間365日楽しめるチュロス!

  • チュロスがおいしい
  • 定番人気

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マドリードの中心地ソル広場やマヨール広場から5分ほど歩いたところにチュロスを楽しめる専門店があります。
食べるものはチュロスとポロス(太いチュロス)とケーキとマフィンで後は飲み物だけです。
朝食や観光の合間の休憩など、気が向いたときにいつでもオープンしている有難いお店です。
ソル広場やオペラ駅からくる場合、Arenal通りを進んでいくと有名なJoy Eslavaというディスコを曲がって路地を進んでいくと入口があります。

スペインのチュロスは日本のように砂糖にまぶしてあるものではなく、揚げただけの味のついていないものです。
それを甘いホットチョコレートにつけて頂くのがスペインのスタイルです。

お店に入ったらまずはレジで注文します。観光客が多いため日本語メニューもあります。
ホットチョコレートとチュロス6本のセットは4ユーロです。
二人で行った場合、もう一人はホットチョコレート単品を頼んで、チュロスを分け合うのがよいと思います。
というのも日本人には一人でチュロス6本食べると油っぽいと思います。
一人で行く場合、6本は多いという方は、ホットチョコレートとチュロスを各単品で頼んでみてください。
チュロスは3本で0.9ユーロ、6本で1.4ユーロです。

もう一つのポラスというのは、葉巻のように太く、ちょっと食べにくいのですがスペイン人にはこちらを好む人もいます。
サクサクタイプが好きな方は通常のチュロスがよいかもしれません。

ホットチョコレートの代わりにカフェラテ(カフェコンレーチェ)とチュロス6本のセットも3.30ユーロであります。
甘いものは苦手でビールでも飲みたい時は、生小ビール2.6ユーロもあります。

支払いは現金かクレジットカードになり、注文が終わったらレシートを持って席を探します。(店員さんがどこが空いているか教えてくれる場合もあります。)
地上階に席がなければ地下にもテーブル席があります。
長居する人はそんなにいないので、回転は良いほうだと思います。
朝食時間の9:30~12:30は混みますが、その他の時間帯は少し待てば席が空きます。

2018/09訪問
河合妙香 (記者、カメラマン、経営者)

世界中のスターが愛するチュロスとホットチョコレート

  • チュロスがおいしい
  • 定番人気
  • 有名人ご用達

今や、ディズニーランドでも大人気のチュロス。
ところが、スペインでチュロスを食べた人たちが最初に発する言葉が、「甘くない!」

そうなのです。チュロスはちょっと塩っぱい揚げパン。それをあったかいホットチョコ
レート(スペイン語でチョコラテ)にドボッとつけて食べるのが、本場スペイン流です。

チョコラテはあっさりして甘さ控えめなので、1皿にこんもりもられたチュロスも、
あっという間に食べ尽してしまいます。

「チュロスとチョコラテ」と来たら「サン・ヒネス!」。スペイン人なら誰でも知って
いる「チョコラテリア・サン・ヒネス」 の創業は、1894年。
この界隈の老舗がそうであるように、レトロなマドリードを感じるマヨール広場の近く
にあります。

お隣はこれまた個性的な歴史を持つ「エスラバ劇場」。1871年にこけら落としをし、
サルスエラ(スペイン風オペラ)で人気を博したたこの劇場は、1975年にフランコ独裁
政権が幕を閉じて自由がやってきた1980年代、カルチャーシーンの舞台となります。

スペインの若者たちが文化革命を起こした1980年は、今でも伝説の時代と呼ばれていま
す。その時代をリードした1人が、映画監督のペドロ・アルモドバルでした。

歴史を通じて人気役者が常に出入りしたエスラバ劇場の隣の「チョコラテリア・サン・
ヒネス」は、 スペイン芸能人から王室政財界、そしてハリウッドの俳優たちまで、世界
中のセレブに愛される名店となりました。

マドリードの下町を歩き疲れて甘い物が欲しくなったら、ここで休憩しましょう!

チュロスとチョコラテはスペインの朝食というイメージがありますが、おやつに食べた
り、お酒を飲んだ後に寄ったりする人も多いですよ。

「チョコラテリア・サン・ヒネス」は24時間営業しているので、好きな時間に行けるの
もありがたいですね!

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。