Horno de Santiguesa オルノ デ サンティゲサ

王宮からマヨール通りに入って進んでいくとあるHorno San Onofreの姉妹店。サンミゲル市場に入っている店舗とも姉妹店です。この店舗は、ガリシア地方の聖人よりとったSantiguesaという名前です。王宮やマヨール広場からマヨール通りへの散歩の途中に是非通ってほしいパン屋です。

カトリックの国スペインでは季節の行事毎に頂く郷土菓子があってここのショーウィンドウで眺めることができます。スペイン菓子、ケーキ、マカロン（1個1ユーロ）、チョコレート、パン、惣菜パンなどを取り扱っています。惣菜パンではEmpanada（エンパナーダ・パイ生地のようなものに具が入ってる）やCoca（スペインの薄いピザ）、ケーキでは上にアーモンドと粉糖がかかってるパイクリームが名物です。お勧めはやはり季節のお菓子です。例えば、11月1日は日本のお盆のような日でみんなでお墓参りにいく人が多く、骨の形をしたお菓子やシュークリームのようなものを食べます。1月6日にはRosconと呼ばれるケーキをホットチョコレートと一緒に頂きます。この時期は皆、列を作って買いにきます。その他、サンティアゴケーキ、Tocinillo de Cielo（卵の黄身のみのプリン）もあります。ショーウィンドウを覗き、指をさしてジェスチャーで注文してもいいでしょう。量り売りですが1個単位でも購入できます。

余談ですが日本の長崎にはこのSan Onofreで修行したパティシエが開いたお店があります。