パセオ・デ・プラド通りを隔て、プラド美術館の向かい側に、ラ・カイシャ・フォーラム・マドリードという一見宙に浮いて傾いているような茶色いビルが見えてきます。
美術館にもなっているバルセロナの銀行ラ・カイシャ財団ビルの、左脇の道を歩いて1本目のアラメダ通りを右折して、2本目のストリートが、ラ・トラガントゥアのあるベロニカ通りです。
マドリード特有の美しい下町のマンション風景の中、緩やかな坂道を左に上がって少し歩くと左側に見えてくる赤い廂のあるレストランが、目指すラ・トラガントゥアです。
外からは、とてもレストランには見えない目立たない入り口ですが、ここは予約なしでは席の取れない、この地元で最も人気のあるレストランなのです。
人気の秘密は、ボリュームと味と盛りつけが評判の13ユーロのランチメニュー。毎日変わるので、ホームページで確認できます。
http://latragantua.es/madrid/ を開き、右上にある赤い字Menu el Dia をクリックするとその日のメニューが出てきます
私が行った日に選んだのは、前菜がマンゴの花とチコリとブルーチーズのサラダ・蜂蜜とマスタードのドレッシング。メインには、トルコ風ルシアン・ステーキを選びたかったのですが、売り切れだというので、ベトナム風チキン。デザートにはグラナダ名物の甘いケーキの自家製ピオノノ。
どのメインにも、パン以外に、ポテトか白いご飯を選択でき、さらに、白いご飯を別盛りに頼むこともできるのが嬉しいサービス!
醤油味のベトナム風チキンには、やっぱり白いご飯じゃないですか。
南米からのお客さんがご飯を注文するから、毎日、白いご飯も用意しているだなんて、グッと来るじゃないですか!
ディナーメニューもリーズナブルです。エビとイカの串 9 .90ユーロ、アストリアス風クリームリゾット10.90ユーロ、そして肉と魚も10−15ユーロ、デザートも3.6〜4ユーロ。
安い、おいしい、ボリューム感抜群!
というわけで、昼も夜もホクホク顔のお客さんで満席になるラ・トラガントゥアなのでした。
昼間、美術館巡りをする人、夜、ウエルタ界隈をはしごする人。
そんな人々のランチやディナーに、ラ・トラガントゥアをイチオシします。
行くと決めた日は、予約を忘れずに! +34 91 420 73108
La Tragantua ラ トラガントゥア
河合妙香
(記者、カメラマン、経営者)
連日超満員!味&量+白いご飯も選べるランチ13ユーロ
- 投稿日2014/09/30
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ジャンル多国籍料理
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エリアアート ゴールデン トライアングル地区
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住所
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電話番号+34-91-4203108
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営業時間[月]13:30-16:30、[火-金]13:30-16:30、21:00-23:30、[土]13:30-16:30、21:00-24:00
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定休日日曜日
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予算21~50ユーロ
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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