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メルボルン (オーストラリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Old Melbourne Gaol 旧メルボルン監獄

田中 慧 (オーストラリア在住・フリーライター)

ちょぴりスリルを味わえる見学スポット

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オーストラリア版ビリー・ザ・キッドとして親しまれるネッド・ケリーが処刑されたのが、このメルボルン監獄。現在は跡地となっており、今も残る入り口の門や独房が当時をしのばせます。

入り口周辺や中庭は開放的で穏やかな雰囲気なので、一瞬「これが監獄?」と思ってしまいますが、独房エリアに一歩足を踏み入れれば、外とはうってかわって薄暗い重苦しい雰囲気に。独房の各小部屋には、かつてここに収容されていた囚人たちの顔写真や、事件当時の実際の新聞の切り抜きなどが細かく展示されており、タイムスリップした気分で探索を楽しめます。通路には、ネッド・ケリーが実際に獄中で作った甲冑も展示してあり、まるで今にも動き出しそうな迫力。

ここへ来たなら必ず体験してほしいのが、囚人役になった気分で独房に入れる「Watch House Tour」。入場券があれば誰でも参加可能で、通常は約25分おきに開催されています。これは、看守役の係員に連れられて、参加者が囚人として実際に独房に入れられてしまうという、他にはなかなかないユニークなツアー。実際に一列に整列させられたり、厳しい口調で看守に指示されたりといった貴重な体験ができます。

また、夜に開催されるナイトツアーにもぜひ挑戦を。闇夜の中、怪しいムード満点な監獄の中をゆく、スリルたっぷりのツアーです。時期により、数種類のナイトツアーが用意されているので、詳細は公式サイトで確認を。
CBD(セントラル ビジネス ディストリクト)の北東、RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)に隣接するように建っています。大学との境目があいまいで少し紛らわしいのでご注意下さい。

※ナイトツアー(要予約)は夜20:30~21:30、大人38ドル

2017/03訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。