ビクトリア州最大、約17万ヘクタールにも及ぶ国立公園。メルボルンから西へ260kmに位置します。車で行くと片道3時間ほどで、メルボルンからの日帰りツアーも各種催行されています。カンガルーやポッサムなどの野生動物があちこちでくつろいでいるため間近で見ることが出来たり、運が良ければ触れることも。また、木の年輪のように横線が刻まれた不思議な形の巨岩や、大スケールでほとばしる滝、そして大パノラマで広がるユーカリの森など、見所がたくさん。1000種類を超えるオーストラリア固有の動植物が生息しており、日本とは全く違った植生です。3万年以上続くアボリジニーの聖地でもあり、長い時を経て形成された、自然の歴史を感じられる山岳地帯です。
公園内で一番の人気スポットは、ユーカリの森へ向かって突き出たような絶壁、バルコニーズ・ウォーク。日本人の間では、ここが「もののけ姫」のモデルになった場所として有名です。現在は、安全の確保のためこの崖に腰かけたりすることは禁止されていますが、そばにいくだけで迫力を十分に感じられるはず。
ツアーで行くと、たいていは近くのこじんまりとした町「ホールズ・ギャップ」でランチタイムになります。ここにはオウムをはじめとする様々な野鳥がおり、また野生のカンガルーがそのあたりをピョンピョン跳ねていることもしばしば。
実際に歩いていて一番迫力を感じるのは、「ワンダーランド・レンジ」でしょう。数万年かけて刻まれた地層の筋が横にいくつも入った独特の岩の間をぬうように、少しずつ歩いていきます。両側に迫って来る奇岩の圧倒的な存在感は、写真や映像では伝わらない迫力です。
このトレッキングコースを抜けた先に待つのが、ピナクルズ展望台。見渡す限り広がるユーカリの森の絶景に、ここまでかいた汗が吹き飛ぶよう。はるか足元には、ランチで立ち寄ったホールズ・ギャップの町が小さく見えます。
ツアー後半で立ち寄ることが多いのが、マッケンジーの滝。まず滝上部の展望台に着き、滝全体を眺めます。横幅が広く、絶壁に沿ってはるか下まで流れていく様子が良く観察できます。そこから滝の脇に沿って小道と階段があり、下って行くと滝の真横まで行けます。間近で見ると、滝の迫力を改めて感じます。
移動だけで往復6時間に及ぶ長時間の行程となるため、体調は万全に。また、トレッキングコースの途中や滝近くの小道はすべりやすくなることもあるので、強風や雨など天候にも十分注意して下さい。
Grampians National Park グランピアンズ国立公園
数万年の時の流れを感じる自然公園
- 投稿日2017/04/27
2017/03訪問
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ジャンル国立公園
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エリアその他/近郊
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住所
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電話番号+61-3-5361-4000
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営業時間9:00-17:00
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定休日12月25日
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公式サイト
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