ドン・ペドロ5世劇場は、1860年にポルトガル人によって建てられた中国初の西洋式劇場。
当初は男性専用の社交場として建てられましたが、その後は劇場となり、演劇や音楽コンサートなどが上演されるなど、長くマカオのエンタテインメントの場として利用されてきました。
印象的なのは、南欧風の淡いグリーンの外壁と、白亜の円柱。
一瞬、中世の南欧に迷い込んだかのような錯覚さえ覚えてしまいます。
大きな木が茂る前庭と正面もとてもフォトジェニックで、ここは絶好の写真撮影スポット。
また、夜になると建物がライトアップされるのですが、それが石畳の通りと美しく重なって、なんともロマンチックな雰囲気に彩られます。
以前は外観しか見ることができませんでしたが、現在は内部の見学も可能。
建物内部には、オペラを公演する円形劇場やダンスを楽しむ舞踏室まであって、当時の華麗なる上流階級の暮らしを垣間見ることができます。
周辺には世界遺産の教会も点在し、異国情緒たっぷり。
散策コースにぜひ入れたいスポットです。
Teatro de Pedro V ドン ペドロ5世劇場
HEMEI
(エディター、ライター)
中世南欧の雰囲気を感じる瀟洒な建物
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル劇場・ホール・ショー 文化財・歴史的建造物
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エリアマカオ歴史地区
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住所
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アクセス6・9・16・28番バス S. Agostinho停留所から徒歩約5分 セナド広場から徒歩約5分
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電話番号+853-8399-6699
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営業時間[水-月]10:00-18:00
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定休日火曜日
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公式サイト
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