Grand Hotel et de Milan グランド ホテル エ デ ミラン

ドゥオモ広場に続くメインストリートのひとつ、マンツオーニ通りに位置する1863年創業の老舗ホテルです。最新デザインや前衛的なスタイルのホテルが多いミラノで、古きよき「イタリアの黄金時代」そのままの姿を保ち続ける数少ないホテルです。

由緒正しさもさることながら、100年以上続く長い歴史の中で滞在された多くの世界的な有名人に因んだお部屋もあります。スカラ座にも近いという地理的条件もあり、ジュゼッペ・ヴェルディーをはじめ、マリア・カラスやエンリコ・カルーソなど多くのオペラ関係者が宿泊していました。

スィートルームである305号室は、作曲家ヴェルディーが実際に滞在し、オペラ「ファステウス」を就筆したお部屋です。当時の家具などがそのまま修復され現在も使用されているこのお部屋はまさに小さな博物館のよう。客室はすべて内装が異なりますが、ホテル建設当時からの格調高いアンティーク家具の一式で整えられています。

ホールにはスカラ座の上演プログラムが常時貼り付けられ、ホテルレストラン「ドン・カルロス」はオペラ終了時間を考慮して閉店時間を設定するため、オペラ鑑賞が終了後もゆったりした雰囲気でミラノ屈指のグルメも楽しめます。

ミラノの歴史を肌で感じたい方、そしてオペラファンには間違いなくご満足いただける歴史豊かなホテルです。