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現地のプロ(5人)詳細

Dongio ドンジョ

加藤 之英 (エンジニア)

辛~い料理が特徴のカラブリア州料理専門店

  • 郷土料理がおいしい
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

ミラノ、トリノなどの北イタリアの料理には辛い料理はなく、ミラネーゼは辛いものが苦手な方が多いです。一方、南イタリアは保存料としてペペロンチーノを使用してきたため、辛い料理が伝統として根付いています。カラブリア州は長靴の形をしたイタリア半島の「つま先」に位置し、辛い料理が特徴です。ここドンジョは珍しい「カラブリア料理専門レストラン」です。

お勧め料理はもちろん辛いカラブリア料理です。前菜としてはまず辛いサラミ、Soppressata calabrese piccante=6ユーロがお勧め。赤色のサラミは見るからに辛そうで、辛みとサラミの脂の旨みが合わさって奥深い味です。
ここのレストランでは、自家製生パスタを作っているのでおすすめです。Tagliatelle alla salsiccia、Spaghettoni al caviale di Calabria、Linguine alla cafoncelloいずれも9.5ユーロは、いずれもペペロンチーノや辛いサラミを使った辛~いパスタです。

辛い料理には、カラブリア産のワインを一緒に頂きましょう。Ciro Tenuta del Conte=14ユーロ
辛い料理に合うように、ほのかに甘さがあるワインで辛い料理を食べた後の舌の炎上を和らげてくれます。カラブリアのワイン、チロ・ロッソは、漫画「神の雫」でも、辛い料理に合うワインとして紹介されています。

セコンド料理(メイン)のお勧めは何といっても、カラブリア名物のcaciocavallo(カッチョカヴァッロ)です。豚肉に、チーズと生ハムを挟んで揚げた料理で、ペペロンチーノと豚肉を半々の割合で混ぜ合わせたンドゥイヤ(nduja)と呼ばれる郷土サラミも味付けに使われています。
Caciocavallo alla piastra=11ユーロ

次にお勧めは、Filetto alla normanna=17ユーロ。これは辛くない料理で、牛フィレ肉のステーキにガーリック、パセリ、リコッタチーズにオリーブオイルがトッピングされています。柔らかくて非常においしいです。
また、Burrata fresca di Andria=9ユーロは、筆者がチーズの中で最も好きなブッラータのチーズです。
手作りのデザートは、ティラミスなどお勧めです。
料理が辛すぎないように、ペペロンチーノの量を少なめにお願いすることもできます。

アクセスは、地下鉄M3ポルタ・ロマーナ(Porta Romana)駅から200m、徒歩3分ほど。

ドンジョ公式サイト:http://ristorante-dongio.it/
参考ブログ記事: http://shiroyuki.doorblog.jp/archives/51291799.html

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。