ユネスコ世界遺産に登録されているマルタの首都バレッタ。私がマルタで一番好きな場所です。この街を歩いていると、中世の世界にタイムスリップするかのようです。
バレッタが建設されたのは16世紀、「マルタ騎士団」と呼ばれた聖ヨハネ宗教騎士団によります。建物はマルタの天然石で統一され、夕日に当たると蜂蜜のような色に変化します。現在のバレッタには政府関連のオフィスが多く見られますが、代々地元に住む職人さんのワークショップや下町風のエリアも残っています。欧州で3番目に歴史が古いマノエル劇場やセントジェームズ・カバリエでは、定期的にアートイベントやコンサートが開催され、聖ヨハネ准司教座聖堂やスリーシティーズを展望できるアッパーバラッカガーデンなど、見どころが沢山あります。レストランや土産屋も多く点在しています。
街は目ぬき通りであるリパブリックストリートを中心に格子状に設計されているので、他の町と比べて動きやすいと思います。
私が特に気に入っているエリアは、イーストストリート周辺です。バレッタハーバーから街に入る時にくぐり抜けるビクトリアゲートや長く続く階段など、絵になるスポットがたくさんあります。歩きやすい靴を履いてゆっくり散策されることをおすすめします。
Valletta バレッタ旧市街
世界遺産バレッタはマルタ騎士団の面影漂う中世の街
- 投稿日2016/10/19
マルタの首都であり、世界遺産としても登録されている町ヴァレッタ
- 投稿日2016/10/17
ヴァレッタの町は世界遺産として登録されています。
ヴァレッタは、マルタ騎士団がトルコ軍との戦い「大包囲網戦」に勝利した後に
要塞都市として建設しました。
現在はマルタの政治機関が集まる首都であり、世界遺産の町として多くの観光客が訪れています。
マルタ騎士団との関わりが深い町となっており、ヴァレッタという町の名前は当時のマルタ騎士団の総長ジャン・ド・ヴァレットの名から名付けられています。
ヴァレッタの道は、碁盤の目のようにきっちりと整っているため複雑に入り組んでおり迷い込んでしまうということがないので安心です。
大きな活気のある通りから、細い路地を進んでゆくと、マルチーズストーンでできた建物にマルタ独特のカラフルな出窓かわいらしい特徴的な住宅や、自由気ままな猫たちを見ることが出来ます。
ヴァレッタの町の道は石畳でできているので、坂道などは滑りやすくなっています。歩きやすい靴を履いての観光がオススメですよ。
セントジュリアンからヴァレッタまではバスで30分程。
「Valletta」と書いてある、バスに乗ってください。
ヴァレッタの町の入り口手前には、マルタで一番大きなバスターミナルが設置されているので、主要な町からであれば乗り継ぎなしでヴァレッタへアクセス可能です。
見どころがたくさん詰まった町なので、じっくり観光スポットを周ろうとすると1日中でも観光出来てしまいます。
ヴァレッタの博物館などの施設は、夕方にはクローズしてしまうので、見どころをめぐるのであれば日中の観光がお勧めです。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
バレッタ旧市街周辺のおすすめ観光スポット
- 騎士団長の宮殿
- 兵器庫
- リパブリック通り
- カーニバル
- 聖ヨハネ准司教座聖堂
- ローアー バラッカ ガーデン
- マルタ国立考古学博物館
- バレッタハーバークルーズ
- アッパー バラッカ ガーデンズ
- 聖アンジェロ砦