Rotunda of Xewkija シェウキーヤのロトュンダ

17世紀、ゴゾ島で初めて「町ではない場所（当初）」に建てられた教会を、20世紀に入り、さらに大きく再建した、ゴゾ島で一番の大きさを誇る、聖ヨハネに捧げられたカソリック教会です。

クリーム色のライムストーンで造られたドーム屋根は、直径27メートル・高さ75メートルと、支えの無いドーム屋根としては世界で3番目に「高い」ものです。

遠目からでもかなり目につくこの大きな教会は、ゴゾのランドマークの一つとして親しまれています。

教会内部には、丸天井窓からの光に照らされた真っ白な壁・天井・柱が印象的な、明るい空間が広がっています。

祭壇の左脇にある小部屋には、旧教会の壁面に施された細やかで美しい彫刻が残っています。そして、この小部屋にあるエレべーターからは、ドーム屋根の裾を囲む3階展望テラス（3ユーロ）に上がることが出来ます（エレべーターの動きはとてもゆっくりです）。

エレベーターホールを出て上方を見上げると、そこには、ドーム屋根の裾～側面の部分があります。
細い通路を抜けたり階段を上り下りしながらテラスの上を回っていくと、教会外部のディテールに触れながら、ゴゾの風景をほぼ360度見渡すことが出来ます。
また、テラスから鐘つき堂へ渡り、鐘つき堂内のらせん階段を上ることも出来ます（高所恐怖症の方にはややキツイかもしれません）。

シェウキーヤのロトゥンダへのアクセスは、フェリー港からバス323に乗り13分、バス停Dome（ドーム）下車/ ヴィクトリアからバス323に乗り7分、バス停Battista （バッティスタ）もしくはDome（ドーム）下車となります。

教会への入場は無料（展望テラス見学は3ユーロ）。
入場可能時間は、毎日6:00～12:00、16:00～19:00。
見学所要時間は、教会内と展望テラス見学を合わせて40分くらいです。

尚、肌の露出の多い服装（キャミソール・タンクトップ・ミニスカート等）での教会内入場は、原則としてNGです。露出の多い服装をしている場合は、肩にかけるスカーフやストール等（炎天下では日よけにもなります！）を持参していきましょう。