キアポ教会は、キリスト像「ブラック・ナザレ」が安置されていることで有名なカトリック教会です。長い歴史と伝統を持ち、フィリピンで最も知られた教会の一つと言えるでしょう。
キアポ教会は1588年に創立。建設当時は竹とニッパヤシで作ら、地震や火事によって何度か崩壊しています。現在の姿は1933年に再建設されたもの。この時、石造りに作り替えられました。
最寄り駅はLRT1号線カリエド駅(LRT Carriedo Station)。駅を出て、カリエド通りをまっすぐ進むとキアポマーケットがあり、さらに10分ほど進むとキアポ教会が見えてきます。
タクシーで行くなら、土日祝日がオススメです。キアポ地区は渋滞が特に深刻なエリアで、平日は身動きが取れなくなるほど渋滞します。
入場は無料で、誰でも中に入ることができます。交通量の多い大通り沿いに建っていて、東側と西側の扉が大きく開かれているので、終日多くの人が出入りしています。
教会正面部分のファザードはクリーム色で、晴れた日はその美しさが際立ちます。内部は明るく、白色で統一されシンプルなデザインです。
教会の中では、多くの信者が手を合わせ、祈りを捧げています。中には涙を流す信者も。そして見どころはやっぱり、キリスト像ブラック・ナザレです。ブラック・ナザレには癒しの力があるといわれていて、触れようとする人々の姿も見られます。黒色の肌をしたキリスト像は神秘的であり、少し不気味にも感じます。
所要時間は15分~20分です。お祈りをしていかれたい場合はもっと時間が必要かと思いますが、そうでなければ教会内をじっくりみても20分で十分回れます。
キアポ教会周辺の露店では、カトリック教徒のグッズ(キリストの人形、ろうそく、お花など)が販売されています。その他、キアポマーケットへ行けばさまざまなものが手に入るので、併せてお買い物ができます。
Quiapo Church キアポ教会
人々の信仰の中心 由緒正しきキアポ教会
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ブラックナザレで有名な教会
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LRTのCarriedo駅から徒歩10分ほどにあるこの教会の歴史は古く、16世紀初めに建設されました。幾度かの戦争で何度か破壊された後、
現在の石造りの白い荘厳な教会になりました。普段からフィリピン全土の熱心なキリスト教徒が足繁く通う教会ですが、毎週金曜日には
ノベナという特別なお祈りが行われているため、大きな教会内は足の踏み場も無いほどごった返すため注意が必要です。
この教会には17世紀にメキシコから運び込まれたブラックナザレと呼ばれる黒いキリスト像が安置されています。その像の足に触れお祈り
すると奇跡が起こると言われているため、その像に触れるために長い行列が出来ています。教会入り口にも別のブラックナザレがあるので
そちらでお祈りすることも出来ます。毎年1月にはこのブラックナザレをはだしの信者たちに担がれ市街を練り歩く祭りが開催されます。
祭りの当日は1500万人もの人がブラックナザレに殺到し、毎年死者が出るほどの熱狂的なお祭りです。
ブラックナザレに触れる行列に並ばなければ、教会内は約30分程度で見て周れます。キアポ教会と呼ばれていますが、正式名称は
Minor Basilica of the Black Nazarene。入場は無料ですが、観光目的の教会ではないので内部は写真撮影禁止です。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアシティー・オブ・マニラ
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住所
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アクセスLRT-1 Carriedo駅から徒歩約5分
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電話番号+63-2-733-4945
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営業時間詳細は公式サイトを参照
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定休日無休
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公式サイト
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