遠くから見ても 目を引くカラフルなタマネギ屋根が特徴的なポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)(St. Basil's Cathedral)、モスクワといえばこの写真が使われる 看板的存在です。
赤の広場の端、モスクワ川側にあり、メトロの最寄駅はプローシャチ レヴォリューツィ、キタイゴーラトから徒歩約3分。
カザンハン国との戦勝記念にイワン雷帝が命じポストニク・バルマの二人が建設し1561年に完成しました。
中心のポクロフスキー聖堂を8つの聖堂が不規則に取り囲んだ計9つの聖堂からなる寺院で、一つ一つの聖堂がロシア正教会として機能します。これは国家の統一とそれを支える階層を表します。
鮮やかな色彩は17世紀に装飾されたものです。
あまりに美しい出来であったため、イワン雷帝は今後これ以上の建築物が出来ないよう二人の目をくり抜いてしまったとか…
内部のバロック様式のイコンや16世紀のフレスコ画、回廊装飾は18世紀末に描かれており目を引きます。
この寺院の前、赤の広場を眺める場所にミーニンとパジャルスキーの像があります。
二人の結成した国民軍により1612年のポーランド軍からの独立を果たした事を記念したもので、肉屋商人のミーニンが座っているスズダリ大公のパジャルスキー将軍を励ます像は労働者が軍人を支える事を表しているそうです。
赤の広場とともに、夜のライトアップもとても綺麗ですので是非ご覧ください!
開館時間 11:00〜18:00 チケット販売は17:00まで 250RUB(2015.7現在)
http://www.shm.ru/en/uxegn/index.html 英語
現在は国立歴史博物館の一部とされています。
St. Basil's Cathedral ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)
maimai
(現地在住ブロガー、日本語教師)
カラフルな玉ねぎ屋根が有名なポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)
- 投稿日2015/09/16
- 更新日2024/03/14
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ジャンル城・宮殿
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エリアモスクワ
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住所
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アクセス地下鉄3号線 Ploschad Revolyutsii駅から徒歩約8分
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電話番号+7-495-2983304
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営業時間[夏季]10:00-19:00,[冬季]11:00-17:00
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定休日毎月第1水曜日,火曜日
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予算入場料(大人) 800ルーブル
(60歳以上) 400ルーブル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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