Mayakovskaya Station マヤコフスカヤ駅

　ロシア・アバンギャルドの詩人、ウラジミール・マヤコフスキーが描く「ソビエトの未来」をイメージして作られ、世界でもっとも美しい駅とも言われているマヤコフスカヤ駅。
　大理石やステンレスがふんだんに使われていて、シンプルかつ洗練されたデザインは、デコラティブな他の多くの駅とは一線を画しています。
　モスクワのいくつかの駅は地下深くに作られ、戦時中に防空壕として使われたことでも有名ですが、この駅もその一つ。地下33mのプラットホームへと続くエレベーターは、なかなかの乗りごたえです。

　また、駅前のマヤコフスカヤ広場（凱旋広場）は、この夏（2015年）全面的にリニューアルされ、オブジェとしても美しいブランコや、モスクワの大動脈であるサドバヤ通りを望むカフェ、ツーリスト・インフォメーションも設置され、観光の新しいハブとしても注目されています。
　マリオットやシェラトンなどの有名ホテルからも近く、赤の広場やボリショイ劇場も地下鉄１本で行けるのでとっても便利。さらに周辺にはツーリスティック過ぎない美味しいレストランがたくさんあります。

　マヤコフスカヤ駅は地下鉄緑のライン。チャイコフスキー音楽ホールや、オーガニック化粧品のナチュラ・シベリカの最寄駅になります。