工学・哲学・飛行機・鉄道・鉱業・電力と多種多様な近代技術の歴史を辿ることができます。
どの時間帯でも、必ずどこかの場所でイベントを行っているのが面白いところ。
メカ好きにはたまらない博物館です。
たとえば電気の解説のエリアでは人工の雷を体感することができます。
想像以上に大きな音がするので、見学の際は耳を手で覆うのを忘れずに。
そのほか鉄道模型のセット、炭鉱のリアルな再現ジオラマなどがあります。
炭鉱のコーナーは建物の地下の大部分を使用しており、
一周するだけでも、けっこうな時間がかかってしまうので、見学は計画的に。
順路が一本道で途中で抜けることができないので、見終わった後はどっと疲れが出てしまうかもしれません。
それでも、この再現度を見ると、ドイツはここから戦後復興したんだという、
力強いメッセージがひしひしと伝わってきます。
炭鉱エリアを除けば、見学時間を抑えることも可能です。
原子力発電についても扱っていて、最終処分場など最近の話題についてもフォーカスしています。
我々日本人にっても避けることのできない大事な問題。
観光途中とはいえ、展示物を手がかりにこの先のことを考えるのも大事なことかもしれません。
産業部門だけでなく、交通機関、特に飛行機にも注力して展示しています。
戦前戦中の戦闘機や旅客機が間近で見られるのもうれしいポイント。
飛行機に興味がある人は血が騒いでしまうこと間違いなしです。
最新のシミュレーターではないのですが飛行機の操縦桿をつかって、
その挙動を体験できるスポットもあります。
操縦桿の前に模型があって、操作にしたがって動くというアナログなものなのですが、
細かい挙動も忠実に再現してあって、なるほどと感心することも多いでしょう。
【現地クチコミ事務局よりお知らせ】------------------------------------------
ドイツ博物館(Deutsches Museum) では改修工事が行われています。
工事期間中でも入場見学は可能ですが、
一部展示が見学不可となる場合がありますのでご注意ください。
2022年9月12日 現地クチコミ事務局
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Deutsches Museum ドイツ博物館
伊藤 雅雄
(フリージャーナリスト)
ドイツの科学・工学の歴史を一挙に展示
- 投稿日2015/03/16
- 更新日2022/09/15
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ジャンル博物館・ミュージアム
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エリアミュンヘンその他
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住所
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アクセストラムDeutsches Museum駅から下車すぐ、Rosenheimer Platz駅から徒歩約7分
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電話番号+49-89-2179333
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営業時間9:00-17:00(最終入場16:30)
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定休日1月1日,パンケーキデー,聖金曜日,メーデー,諸聖人の日,12月24日,12月25日,31日
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予算入館料(大人) 15ユーロ
(6-17歳) 8ユーロ -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。