Frauentorstraße 市庁舎前広場から見えてます!
所要: 30分。博物館も見るなら、1時間プラス。
アウグスブルグの大聖堂に来ると3人の街の守護聖人達の像が迎えてくれる。左からこの教会の創設者シンパート司教、真ん中は955年にアウグスブルグに攻めてきたマジャール人を撃退した英雄ウルリッヒ司教、そして右は殉教し、火あぶりの刑にされたアフラ…。
2000年以上の歴史のあるアウグスブルグはドイツではトリアの次に歴史のある古い街。紀元前15世紀にローマ皇帝アウグストスがアルプスのふもとのこの地にやってきて駐屯したのが街の起源です。
その後に出来た集落はアウグスタ・ヴィンデリコルムと呼ばれ、人々の心の拠り所となる教会を中心に人が集まり、広場で市が開かれ、街や人を守る壁が築かれ、話し合いをするための市庁舎が建てられ…。
8世紀にはこの辺りにすでに教会があったそう。10世紀から11世紀にかけ塔が建てられ、14世紀には天井のアーチがつけられ、回廊が2つ追加され、ゴシック様式に改装されました。
この教会で一番古いロマネスク様式の基礎の構造が今でも残っていて、教会の左奥に入って行くと見学できます。
その他1140年に作られたドイツ最古のステンドグラス、5人の預言者やステンドグラス、アウグスブルグの巨匠ハンス・ホルバインの絵画など見どころがいっぱい!
宗教戦争のとき偶像破壊主義によって内装が一部破壊された以外は、第2次世界大戦でも被害を受けていないためステンドグラスを始め、南側のやはり1000年以上前の青銅の扉も当時のまま。
オリジナルの青銅の扉は併設の博物館に…。
博物館には代々の司教たちの身の回りの品や教会で使っていた道具、ローマ時代の遺跡も展示されています。博物館の入り口は教会の中。
アウグスブルグに来たら是非大聖堂に足を運んでみてください!
Augsburger Dom アウグスブルク大聖堂
大聖堂DOM 歴史的価値のある見どころが満載!
- 投稿日2015/11/21
ロマンチック街道沿いの街にある、世界最古のステンドグラスが残る大聖堂。
- 投稿日2015/04/16
ロマンチック街道沿いの街、アウグスブルク。
ミュンヘンから特急列車で30分で行けるこの街は、古くからローマとの交易の街として栄えてきました。
大聖堂はアウグスブルクで最も重要な教会です。
建物には、9世紀から11世紀にかけて造られたロマネスクの様式、
14世紀以降に改築されたゴシック様式の部分の両方がみられます。
また、注目すべきはステンドグラス「預言者の窓」。
11世紀後半の製作で、ステンドグラスとしては「完全な形で残る世界最古のもの」とされています。
アウグスブルクは、市庁舎をはじめ、数多くの建造物が、第二次世界大戦中の空襲で壊滅的な被害を受けましたが、
ステンドグラスが完全に残っているのは奇跡というしかないでしょう。
また、大聖堂の南側扉は「オットー朝時代の青銅扉」という由緒正しいものですが、
現在、現物は大聖堂にはなく、隣接する司教区博物館にて保存されています。
大聖堂から街を背中にして北に向かって行くと、500メートルほど先に、モーツァルトハウスという建物があります。
これは作曲家モーツァルトの父、レオポルドが生まれた場所。現在は記念館となっています。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアインネンシュタット
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住所
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アクセストラムDom/Stadtwerke駅から徒歩約3分、Augsburg, Mozarthaus/Kolping駅から徒歩約3分
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電話番号+49-821-31668511
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営業時間7:00~18:00
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公式サイト
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