フュッセンの街の中心に建つホーエス城は、バイエルン州で最も保存状態の良い、後期ゴシック様式のお城の一つです。
14~15世紀にかけて、アウグスブルク司教の夏の離宮として建設されました。
ホーエスとはドイツ語で“高い”を意味するため、ホーエス城は小高い丘の上に位置しています。
一番のみどころはトリックアート!お城にトリックアートとは、なんともユニークですね。
中庭のファサードに描かれている窓の絵は実に見事で、本物に見えるから驚きです。この中庭は無料で見学することができますよ。
内部は、後期ゴシック様式とルネサンス期の作品を収集した、フュッセン市絵画館およびバイエルン州立絵画館の分館となっています。
15世紀後半作成の、天井に彫刻された亀甲模様に囲まれた様々な聖人の顔が圧巻です。
また1803年まで修道院として存在した、聖マング修道院に関する品々も所蔵されています。
定期的に開催されている、地元の作家による個展も興味深いですね。
回廊からは美しいフュッセンの街並みを一望できます。
入場料6ユーロ、所用時間約1時間。
<アクセス情報>
フュッセン駅から徒歩10分
交通費はミュンヘンからバイエルン州全土をカバーする一日券のBayern-Ticket 1人25ユーロ、2人31ユーロ、3人37ユーロ
Hohes Schloss ホーエス城
フランツさとみ
(フリーライター)
なんとお城にトリックアート!騙されないで見抜けるかな?
- 投稿日2017/01/18
2016/10訪問
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ジャンル城・宮殿
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エリアフュッセン旧市街
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住所
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電話番号+49-8362-903146
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営業時間4月-10月:[火-日]11:00-17:00、11月-3月:[金-日]13:00-16:00
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定休日[4月-10月]月曜日、[11月-3月]月・火・水・木曜日
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予算入館料 6ユーロ
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公式サイト
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