サレヤ市場の手前にある18世紀に立てられたアパートメント「パレ・オングロン・ドゥ・フィアナ」。外観は一見、見逃してしまいそうな古風なマンションのようなのですが、ナポレオンが愛馬と宿泊した、イランの王様が泊まったなどの華々しいエピソードが残る、知る人ぞ知る隠れた名所です。エントランスの扉を開けると、全面黄色のフレスコ画の壁、数世紀前の木製のポストなど18世紀のマンションの仕組みが感じとれます。
客室は、アンティークの買い付けをし、画家でもあるオーナーのマダムの宝箱のよう。マダムが世界中のアンティーク市で見つけてきたトランクや年代者の椅子、ところどころに飾られたご自身で創作されたピエロや太陽の絵など、滞在しているとフランス文化にぐっと近づいた感じがします。広々とした客室の中には、お洒落なお皿なども揃ったキッチンがあるので、長期滞在がお勧めです。また、窓からの眺めもオペラ座と海を両方とも一望できる部屋、旧市街の市場の日常を見渡せる部屋など、18世紀の建物から見るニースの景色は、特別な感じがします。
アパートメント内にレストランはありませんが、旧市街に面しているので、ちょっとカフェやレストランにお食事をしに行くのにも便利です。また、オペラ劇場も徒歩1分なのでオペラ好きの方には、夜遅くなっても安心です。
※滞在は3日間から
Palais Hongran de Fiana パレ ホングラン ドゥ フィアナ
西川 彩奈
(美容・フレグランスジャーナリスト)
ナポレオンやイランの王家も滞在した知る人ぞ知る建物
- 投稿日2016/01/07
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