遠距離バスのターミナルだった場所を解体して造られた公園です。バスターミナルのあった時代はこの付近はどちらかというと暗くて汚かったため、あまり近寄りたくない場所でした。
ですから公園になるための工事がはじまってからも、「あの場所が公園に?」と半信半疑な気持ちでいました。
しかし2013 年の10月、ついに公園が完成し市民に開放されると、わたしたちの市民の間ではこの公園の話題が絶えず、「もう、行ってみた?」「まだなのよ」と、あいさつするごとに誰もが話題にしたくらいでした。
出来る前には思いもしなかったことですがこの場所はマセナ広場に隣接しており、まさにニースの中心地だったのです。
道を渡ればヴュー・ニース(旧市街)へ簡単にアクセスすることもできます。
広い敷地内にはベンチも数多く設置され、ここでお昼のピクニックを楽しむ人たちも多く、そのまま寝転がってお昼寝に突入している人たちも見かけます。
わたしの子どもたちも学校のお昼休みにここでサンドイッチを食べることが多いようです。
小さい子ども用の遊具もいくつか設置されており、子ども連れにも利用しやすくなっています。
夏には地面から水が噴出す噴水で遊ぶ子どもたちの姿が多く見られます。
ニースの海は高波なことが多く、また浅瀬が少ないので、小さいお子さんは海へ行くよりもここで水遊びするほうが安心なのかもしれません。
ちなみに遠距離バスのターミナルの移転先は16 Avenue des Diables Bleus。
トラム palais d'exposition 下車、徒歩5分です。
※フレンチリビエラパスの受け取りは、公園のほぼ中央に建つ木造の事務所で可能です。
http://www.nicetourisme.com/nice/56556-accueil-office-du-tourisme-promenade-du-paillon
Paillon Walk プロムナード ドゥ パイヨン(クレ ヴェルト)
トリシャール美保
(現地在住ブロガー、飲食店勤務)
ニース市民にもっとも愛される憩いの場
- 投稿日2017/01/17
- 更新日2017/01/24
こぐまちゃん
(ライター、通訳、コーディネーター)
近年できたばかりの新しく綺麗な散歩道のある公園
- 投稿日2015/11/27
- 更新日2024/03/08
ニース市が作った遊歩道のある公園です。
以前は古い公園やバスターミナルがあり、随分鬱蒼とした場所だったのですが、工事を終えてとても美しい噴水や庭園、子供達の遊び場もある緑あふれるエリアに。
アルベール1世公園から、国立劇場にかけて、およそ1.2kmの長さに渡って続く敷地内には、ツーリストインフォメーション、有料トイレ(50サンチーム)、噴水エリア、子供向け遊具のエリアなど多岐に渡っています。
マセナ広場のあたりから、近代美術館やガリバルディ広場方面にはこの公園を抜けていくのも散歩がてら気持ちが良いです。
たくさんの種類の植物が植えられ、芝生エリアには立ち入りもOKなので、寝転んでのんびりする人や、ベンチに座って休む人など、地元の人から観光客まで常に賑わっています。
夏場の噴水エリアはとくにオススメ。
小さいお子さん連れの旅行でしたら、水遊びができる格好を用意してくると子供さんは大喜び間違いなし!(もちろん大人だって楽しめます)
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ジャンル広場・公園
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エリアセンター ヴィル ガール
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住所
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アクセス路面電車L1 Opéra駅から徒歩約2分
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営業時間10-3月: 7:00-21:00, 4-9月: 7:00-23:00
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定休日無休
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公式サイト
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