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パリ (フランス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Canal St-Martin サン マルタン運河周辺

ささき (フリーランス)

地元の人に愛される散策路

  • 散歩おすすめ
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

「観光客が少ない場所に行きたい!」
「ゆっくり散歩がしたい!」
という人におすすめのスポットです。

最寄りの地下鉄République駅(レピュブリック駅)からすぐ。レピュブリック広場から2ブロックほど歩いた場所にある運河沿いの散策路です。

パリの散策路としてはセーヌ河畔が有名ですが、常に観光客で混み合っていたり、車で混雑したり。こちらのサンマルタン運河は、観光客もまばらで、車の数も少ない穴場的な散策路です。地元の人が犬の散歩をしていたり、釣りをしていたりする姿を、のんびりと見ることができます。1時間ほどあれば、十分に散策することができます。

サンマルタン運河の両側には、おしゃれなお店や美味しいと評判のレストランが数多くあります。散歩をしながら、気になったお店に入るのも楽しいです。観光の中心地ではないため、英語の表記や英語を話すスタッフがいないことも多いですが、フランスに来たことを実感できる場所です。

運河にはアーチ型の歩道橋がいくつもかかかっています。ぜひ上に登って、そこからの風景を楽しんでみてください。運河の美しい姿だけでなく、水位を調節する設備なども見ることができます。

観光客で混み合った中心部だけが、パリではありません。地元の人がのんびり過ごしているサンマルタン運河周辺を散策すれば、違ったパリの姿が見えてくるはず。ゆっくりしたい人にはおすすめの場所です。

2016/12訪問
なかじま いちろう Nakajima Ichiro (フランス通訳ガイド講師連盟会員)

サンマルタン運河、白黒映画の世界へ

  • 散歩おすすめ
  • 定番人気

メトロ 4,5号線で、 映画「アメリ」の舞台となった
東駅 Gare de l’est で降りて、東へ向かうとサン マルタン運河にあたります。

この運河は、
水運業者が蛇行するセーヌ川を避けて近道できる水路として1825年に開通しました。

バスティーユ広場の方からシテ科学産業博物館のあるビレットまで延びていますが、
運河の風情たっぷりなのは、
ビィルマン庭園そばのジェマップ通り、「北ホテル」の界隈です。

このホテルは、パリ祭を描いたマルセル・カルネの映画で有名です。
パリ市の都市計画の一環でホテルは壊されることになりましたが、
市民の猛反対に会い建物の外壁は文化財として保存されることになりました。
現在「北ホテル」はカフェ ・レストランになっています。

そばには、日本でテレビのコマーシャルにも出てきた、
水位の異なる運河の間で船を上下させるための閘門があります。
この水門の間を船が通って行くのを見ていると時間を忘れてしまいます。
カノラマという運河を往来する観光船もありますが、
セーヌ川の遊覧船、バトー ムーシュBateaux Mouches や
バトー パリジャン Bateaux Parisiens に比べると船からの眺めはイマイチです。

江草由香 (情報サイト運営兼ライター)

散策が楽しい。おしゃれなカフェやブティックが立つ運河沿い

  • 街散策おすすめ
  • 定番人気

サンマルタン運河は、パリの10区と11区を通り、
ラ・ヴィレット貯水池とセーヌ川に通じるアルスナル港をつないでいます。
全長4.5kmで、そのうち2kmほどは地下を通っていて、
9つの閘門と2つの旋回橋があります。

開通は1825年で、元々は、パリの人々に安全な飲料水を供給する目的で作られましたが、
商業船が行き来するようになり、現在は、観光スポットとしての人気が高まっています。
運河脇には、おしゃれなカフェやレストラン、ブティックやホテルが立っています。

天気のいい日に運河沿いを散策するのは気持ちよく、
地元の人たちがベンチに座っておしゃべりしている横で、
ツーリストらしき人が、船が閘門を通る様子を写真に撮っていたり。

フランス映画のオールドファンには懐かしい、
マルセル・カルネ監督の作品『北ホテル』の舞台になった
北ホテルHotel du Nordもこの運河沿いにあります。
そう、今も現役の実在のホテルなのです。

近年では、ジャン=ピエール・ジュネ監督の映画『アメリ』で、
主人公が石の水切りをしているシーンが撮影されたのも
ここ、サンマルタン運河です。

地下鉄ジョレスJaurès駅で降りて運河に沿って歩き、
レピュブリック広場を目指すのが、おすすめのコース。

観光クルーズもあって、2時間45分の行程で、オルセー美術館前のセーヌ河岸でから船に乗り、
サンマルタン運河に入り、ヴィレット公園に向かうタイプが人気です。

  • ジャンル
    散策路・道
  • エリア
    12区 リヨン駅
  • 住所
  • アクセス
    地下鉄3・5・8番線レピュブリックRepublique駅から徒歩約5分、地下鉄11番線ゴンクールGoncourt駅から徒歩約5分
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。