ブータンのパロ国際空港から見える、山の麓の小高いところにあるパロ・ゾン(またの名をリンプン・ゾン)。ゾンとは、県(ブータンの言葉で「ゾンカク」)の行政機関と寺院が入っており、古くは要塞であったなど、多目的な建物のことをいいます。
パロ・ゾンまでは、空港から車で20分ほど。入場無料ですが、外国人旅行客の場合、入口でビザ(コピーでも可)の提示が求められる場合があります。
パロ・ゾンは山の麓の丘の上にあるのですが、下から全貌を見上げても美しいです。直接車で近くまで行くのではなく、伝統的な橋を渡ったところからゾンを眺めつつゾンまでの道を登って行くのもおすすめ。
基本的に観光客がゾンを訪れる際は観光ガイドと一緒に行くことになると思いますので、ガイドの指示に従っていればよいですが、服装には注意点があります。肌が露出する服装は避ける(長袖、長ズボンあるいは丈長のスカートにする)、サングラス、帽子、スカーフの着用は避けるといった点です。
ゾンの中に入ると、独特の荘厳な空気感が感じられ、柱、壁などの模様や絵を見ながら、内部を進んでいくと異次元空間に入ったような感覚にとらえられます。
他のゾンと同じく、トイレは基本的に外にあり、少々歩きます。パロ・ゾンのトイレでは他のゾンと違い、チップを入れるボックスがありました。
夜になるとパロ・ゾンのライトアップが行われ、ナイトビューも美しいです。
また、パロは米の都(rice capital)と呼ばれており、水田が広がる田園地帯です。稲穂が実る季節に行けば、パロ・ゾンと黄金色の稲穂とが美しい風景を奏でることでしょう。
現地の方と話すときには、ほとんどの場合は英語で会話が可能です。
Paro Dzong (Rinpung Dzong) パロ・ゾン(リンプン・ゾン)
MINT
(コンサルタント)
周辺の四季の風景とパロ・ゾン
- 投稿日2019/12/25
2018/12訪問
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ジャンル寺・神社・教会 文化財・歴史的建造物
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エリアパロ
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住所
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アクセスパロ国際空港から車で約20分
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電話番号+975-8271242
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営業時間現地ガイドを通じて要問合せ
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定休日現地ガイドを通じて要問合せ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。