London Court ロンドンコート

パース中心部のショッピング・ストリートでひときわ目を引く英国チューダー調の建物「ロンドン・コート」。

1937年に建てられた歴史ある建物の前面に付けられた大きな時計は、仕掛け時計になっています。
周囲とは明らかに違った風貌を持つユニークな建物で、目印にも最適なため、ここを待ち合わせ場所にする人も多いとか。

英国植民地時代に建てられた際には、住居とショップを兼ね合わせた複合商業施設として建てられたそうですが、現在は、一階（グランドレベル）がブティックやカフェなどが入った屋根なしのショッピング・アーケード、二階部分は主にオフィスとして利用されてます。

ショッピング・アーケードに並ぶショップには、お土産にぴったりなものも多く、そぞろ歩きするだけでも楽しい♪

入り口は、ヘイ・ストリートとセント・ジョージズ・テラスの2ヶ所。
これに合わせて、実は、大時計は2つあり、ひとつは、フランスのルーアンにある「グレート・クロック」を、もうひとつは、ロンドンの「ビッグ・ベン」をそれぞれ模したレプリカなのだそうです。
どちらがどちらか、ぜひ自分の目で確かめてみてください！


Photo credit: Tourism Western Australia

1937年に建てられた英国様式建築ということで、Perth Cityのなかで異色な雰囲気を放つショッピングアーケード、ロンドンコート。観光者も地元の人も入り混じり、つねに人通りの絶えない場所となっています。
お土産屋さんをはじめ、アンティークショップ、ハンドメイドチョコレートショップ、ジュエリーショップ、UGGブーツショップなどが立ち並び、大規模ではないものの人気のショッピングスポット。

おすすめは、テラス席が気持ち良いロンドンコートカフェ。スイーツもコーヒーもなかなか美味しいです。ハンドメイドチョコレートショップは、ちょっとしたギフト選びに私も利用しています。気の利いた可愛いデザインのチョコレートが種類も量も豊富で、のぞくだけでも楽しいです。それから、ロンドンコートにある両替商はほかのところよりもレートがいいことで有名なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
張り切って買い物に行く場所、と考えるとちょっと違う気がしますが、散歩がてら建物を眺めたり、その通りの雰囲気を楽しんだりする感覚で行くとけっこう楽しめると思います。