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プラハ (チェコ共和国) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

存在感のある黒々とした塔は穴場展望スポット

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現在の火薬塔の場所に城壁の門が建てられたのは1475年のこと。
名の由来はここが17世紀に火薬置き場として使われたため。
18世紀の戦争で被害に遭い、19世紀末に建て直されたのが現在の姿です。

高さは65メートル、外に出て周りが見られる場所の高さは44メートルです。
この塔は15世紀から19世紀に行われた戴冠式のパレードのスタート地点でした。
「王の道」は遠くに見えるプラハ城まで続いています。

入口の細い螺旋階段を登ると広い場所に出ます。そこでチケットを買うとさらに上まで登ることができます。
ここでチケット売り場のホールにある彫刻をチェックしておきましょう。
アーチ状の梁の根元の部分に飾られたものは、様々なしぐさや表情をしています。

外に出られる場所までは、また細く続く螺旋階段を登ります。
周りの石の壁にはびっしりと落書きがあって、ちょっと辟易します。
途中でもう一度広いホールに出ます。
そこはきれいなステンドグラスもあり明るいので、ちょっと一休みすることができます。

プラハの街並みを高いところから眺められる場所としては旧市庁舎の塔がありますが、
火薬塔は比較的空いているので、穴場かもしれません。
塔の周りをぐるりと歩ける外の通路もやっと人ひとりが通れるくらいの狭さ、
隣の市民会館を上から眺めるのは不思議な気持ちになりますね。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。