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釜山 (韓国) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Gukje Market 国際市場 クッチェシジャン

釜山のクリオネ (観光ガイド、通訳、サイト運営)

迷路のようなコルモク(路地)と物の山。大ヒット映画「国際市場」で再注目!

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今は昔、連れ合いが初めて実家を訪れるために釜山に来たとき、、母親は”海運台ビーチでも見せてあげなさい”と言っていたが、1番喜んでいたのがこの国際市場だった。

「何が、面白いの。」と聞いたら、北海道出身の御仁は「こんなに小さな店が無数にあって、迷路のようにどこがどこだかわからないし、毎日がお祭りみたい。こんなところ、北海道にはどこにもないからな。」と、無邪気に話していた。

私も国際市場にお客様をお連れしたことは、勿論何度もある。ここに日本のお客様はどれ位来たのだろう。

鞄屋さん、皮ジャン屋さん、眼鏡屋さん、時に怪しげな日本語表記が堂々と掲げられ、その後には韓流の激流がなだれ込んだブロマイドを売る店、CDショップがなど今でもその変遷を物語るように佇んでいる。

どんどんと開発がすすむ海浜エリアと違って、かなり年季の入ったテナントで、日用で使うものから、まだ今でもこれ必要な人がいるんですか?というものまで、何でも売られている。

いつだったか、トッポッキ屋台をパチンコ店の駐車場で、少し大きい規模で許可を取ってするから、屋台の注文施工をしてくれる業者さんを探して欲しいと言われ、国際市場内の建具屋?さんに出向き、店を仕切っている元気なおばさんと丁々発止で交渉したことを、フト思い出しました。

ちょっと市場内を見渡せば、韓国で大人気の日本スタイルの居酒屋さんや、焼き鳥屋さんの備品として使用する“ちょうちん”が売られていたりもするので、思わず笑ってしまいます。

それはさて置き、お時間が許すなら国際市場を上まで抜けた通りにある、釜山近代歴史館に足を向けてみてください。釜山にあった”日本”が、とても綺麗でセンスのよい展示で紹介されています。良きに悪しきにと色々ありますが、それをずっと見ていると、本当に日本と深いつながりを持った街だったことがわかります。

国際市場の古いお店の建物が、実は昔の日本家屋だったということにも、博物館にいった後に気づいたりします。

2014年、韓国で空前の大ヒットを飛ばした「国際市場」という映画の舞台である、"コップニネ”という小さなお店には、2015年3月現在も韓国中から連日沢山の人が押し寄せています。その映画ではコミカルな中に、あの雑多ともいえる店の集積が、朝鮮戦争を起点として、どのように成り立ち、今日までどんなふうに歩んできたのかを知ることができます。もし、機会があれば見てみてください。

※2015年5月16日から「国際市場であいましょう」のタイトルで、日本でのロード・ショウが決定しています。

また、国際市場を抜けた通りを近代歴史館にいく方角とは逆向きに少しいくと、宝水洞(ポスドン)古本屋通りがあります。

ここには日本のファッション誌インテリア誌、勿論、沢山の漫画本もあったりしますが、それ以上にノスタルジックな昔の学生街を思わすレトロ・モダンの風情のなかをぶらりと散策し、趣のあるカフェで市場の喧騒とは対照的な静寂な時を過ごすのもいいかも知れません。

釜山地下鉄1号線チャガルチチャガルチ、Jagalchi駅 7番出口 徒歩3分

さきちゃんのオンマ (日本語講師)

釜山ならではのお土産や掘り出し物を探すならココ!

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釜山旅行の定番中の定番の「国際市場」です。南浦洞(ナンポドン)にある巨大市場です。
チャガルチ駅からだと徒歩3分ほどです。

1950年の朝鮮戦争時ヤミ市場からスタートした国際市場でしたが、
今では釜山を代表する巨大市場に成長しました。

衣類や雑貨、カバン、電子製品、家具、工具などなど、何でも揃っていると言っても過言ではありません。

迷路のように整理された区画にはそれぞれ
「照明の通り」、「万物の通り」(カバンや靴、眼鏡など)、「アリラン通り」(カバンや靴、眼鏡、食品など)、
「若さの通り」(古着)、「青春の通り」(若者向けのファッション)があり、
それぞれの通りでは売っているものが異なるので、目的に合わせて回った方がいいです。

正確に言うと、左端にある2階建ての建物一帯を「国際市場」と呼びますが、
実際は「国際市場」周辺にある通りのお店も国際市場と呼ばれています。

その2階建ての「国際市場」ですが、1Fはやはり観光客向けの価格のところが多いです。
でも2階へ行けば卸売りの店が多いので実はお安く買い物ができちゃうんです。
2階にはカラフルな韓服の店が多いので、見るだけでも楽しめると思います。
ただし2階へ登る階段は狭いし、2階はそんなにお客さんがいないので勇気が必要ではあります。(笑)

ぜひ迷路のように入り組んだ市場の中で、掘り出し物を探してみてください。

また「モクチャコルモク(食べ物横丁)」と呼ばれる通りの屋台では、
釜山名物の「タンミョンククス」(韓国風ところてんうどん)が食べれるのでお忘れずに!

さらにその2階建ての「国際市場」が2014年12月に公開され大ヒットとなった映画『国際市場』の舞台になったことで、
今韓国人の間では再び注目を浴びています。

日本でも2015年5月に公開される予定なので、映画を観てから撮影スポットを巡るのも楽しいかもしれません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。