Institute for Khmer Traditional Textiles IKTT クメール伝統織物研究所 IKTT クメールデントウオリモノケンキュウジョ

オールドマーケットからリバーサイドを南下し、徒歩10分程度で到着するクメール高床式住居に、世界的に著名な織物研究家であった故・森本喜久男氏が運営していたクメール伝統織物研究所の工房があります。

こちらの工房、平日（8:00～12:00 / 14:00～17:00）に訪れると、シュルルルルー、カッタン、コットンとカンボジアの女性たちが真剣なまなざしで機を織っている様子が見られます。

女性たちのそのすぐ傍には赤ん坊がハンモックですやすやと眠っていたり、おやつを売りに来た物売りに女性たちが集まったり、そんなカンボジアの自然な光景の中で、ここのシルクは紡がれています。

そんな工房の二階部にあるショップには、女性たちが作ったばかりの良質のスカーフ（$20～）や大人好みのシックなデザインのシルク製品などが並べられています。

昔から変わらない作り方、工程にこだわったクオリティの高いクメールシルク。本物を探している人にお薦めしたいお店です。

また研究所はシェムリアップ北部の森の中でも「伝統の森プロジェクト」を行っており、そちらでは養蚕から染色、機織りまでが見学できます。時間がある方は、是非そちらにも足をのばしてみてください。

ちなみにスタッフは英語対応、支払いにはクレジットカードも利用できます。