ダウンタウンの北約1km程に位置するカンドージー湖はイギリス植民地時代にはロイヤル湖と呼ばれ、ヤンゴンの水の供給源として機能していました。現在、湖の周りには多くの飲食店や公園、庭園があり、ヤンゴン市民の憩いの場になっています。カップルの姿も多いです。
ダウンタウンの中心、スーレーパゴダからタクシーで約15分。だいたい2,500チャットで到着します。「カンドージーカン」その後に「カラウェイ」「ユートピアタワー」など訪問場所を付け加えるとよく通じますよ。
入場料は300チャット。私のいちおしエリアは湖の東側です。カンドージー湖のシンボルのようになっている、ミャンマー伝統舞踊を楽しみながら食事ができる水上レストラン「カラウェイパレス」の建物があります。伝説上の鳥カラウェイをかたどった建物は一目でミャンマーを感じられる独特の雰囲気があります。また、近くには他にもいくつもの飲食店があり、ローカル系の安い店からちょっと高級な店まで色々ありますので、予算に応じてお店を決めることができます。
湖畔の散歩もおすすめ。東側からですと西の向こうにそびえるシュエダゴンパゴダが良く見えます。夜なら光り輝くパゴダが水面に反射してとてもきれいです。
北側には「ユートピアタワー」というちょっと不思議な形状をした建物があります。4階建てで屋上は展望台になっています。展望台の入場料は5,00チャット。湖はもちろん、ヤンゴン市を360度眺めることができるちょっとした絶景ポイントです。
タワーの中にはカラオケやマッサージ、レストランが入っています。タワーの周りにも中華レストランなど飲食店が点在しています。タワーの隣には緑多き湖畔の遊歩道が整備されています。家族連れやカップルなどをよく見かけます。
さらに西側には高級志向なレストランがいくつかあります。
南側には木造の橋がかかっていて、こちらも人気の散歩コースとなっています。また、南側はヤンゴン動物園が隣接していますので、こちらに足を延ばすのも面白いと思います。
東側エリアにある広場では2019年から月に一度、日曜日に「メーカーズマーケット」という市場が開催されるようになりました。欧米人や海外帰りのミャンマー人などがハイセンスな衣服や雑貨の店を販売していて、他の土産物店では見られないような掘り出し物に遭遇できるチャンスです。ローカルフードやビールなども売っています。雨季(6月から10月頃)は中止。
対応言語はミャンマー語。店によっては英語を話すスタッフもいます。
Kandawgyi Park カンドージ公園
TAKA
(現地旅行会社経営)
ダウンタウンから近い、緑多きヤンゴンっ子の憩いの場
- 投稿日2019/07/29
2019/06訪問
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ジャンル広場・公園
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エリアヤンゴン
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住所
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アクセスヤンゴン国際空港から車で約35分
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営業時間6:00-19:30
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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