ローマ皇帝カラカラ(ルキウス・セプティミウス・バッシアヌス)が3世紀のはじめに造った複合娯楽施設です。
敷地内には図書館、集会場、熱浴槽(サウナ)・温浴槽・冷浴槽からなる巨大公共浴場、
劇場、露店、ジム、更衣室、マッサージ室などを備え
一度に約1600人もの人々を受け入れることができる規模の大きなものでした。
数年前にはジムの床の一部で修復が終わり当時さながら美しく色鮮やかに蘇ったモザイクや
発掘された展示品などと共に地下部の一般公開もされており楽しむことができます。(写真2)
また毎年サマーシーズンになると星空の下、美しくライトアップされた古代遺跡の中で
野外オペラやバレエ、コンサートが開かれたくさんの人々で賑わいます。
リーズナブルな価格で気軽に楽しめるので、こちらもオススメです。(写真3)
所要時間:1時間
メトロB線チルコ・マッシモ駅から徒歩約12分
【注意・アドバイス♪】
日差しを遮る場所がほとんどないので、日差しが強くなるシーズンからは帽子があるとよいでしょう。
ベンチに座り遥か昔の古代ローマ時代に思いを馳せながら、の~んびりするのもまたよいものです。
※イタリアでは国立博物館・美術館を中心に、毎月第1日曜日は無料公開日になり「カラカラ浴場」も該当しています。
Baths of Caracalla カラカラ浴場
広大な敷地に広がる、古代ローマの娯楽施設
- 投稿日2018/02/08
古代ローマの栄華を忍ぶ大浴場
- 投稿日2018/02/05
ローマ皇帝、カラカラ帝によって3世紀初頭に造られた非常に大規模の浴場の遺跡。
内部には温水を張った浴槽以外に、大きな冷水のプール、ジム、図書館、
集会などに使うための広間など施設が併設された複合施設でした。
1800年の時が流れて、遺跡から当時の様子を想像するのは難しいですが、
とにかくその大きさに驚かされます。所々に、残るモザイクや大理石の破片などから、ローマ帝国の栄華が偲ばれます。
カラカラ浴場の裏手、グイド・ボッチェッリ通り(Viale Guido Boccelli)は、少し高台で、そこからカラカラ浴場の全景を眺めることができます。
入場しない場合は、そちらから眺めて頂くのも良いかと思います。
夏は野外オペラが催されます。ライトアップされた遺跡は神秘的で、その中で見るオペラは最高の思い出になるかと思います。
【所要時間】
30~40分程度
【入場料】8ユーロ
(18歳以下入場無料)
※オーディオガイド:5ユーロ
【アクセス】
地下鉄B線チルコ・マッシモ駅から徒歩8分
またはバス81番、628番、C1番など
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ジャンル史跡・遺跡 世界遺産
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エリアアヴェンティーノ
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住所
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アクセス地下鉄B線 チルコ・マッシモ Circo Massimo駅から徒歩約11分
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電話番号+39-06-39967700
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営業時間詳細は公式サイトを参照
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定休日月曜日,8月16日
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予算入場料(大人) 8ユーロ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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