1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. パラオ(パラオ共和国)観光地
  5. ペリリュー島の現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
パラオ (パラオ共和国) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Tomo (サービス業)

戦争の爪痕が深い島、ペリリュー島

  • 歴史的観光地おすすめ
  • 定番人気
  • 人気急上昇

コロール島から南に約50キロのところにあるペリリュー島。人口約700人で、島の面積約13㎢の小さな島である。

ペリリュー島の周辺にはダイビングスポットも点在し、ダイビング上級者に人気な島でもある。

ペリリュー島は何といっても第二次世界大戦において激戦区であったことを忘れてはいけない。2015年には天皇陛下がこの島を訪れたことも記憶に新しい。

1944年、ペリリュー島での激戦で、アメリカ軍、日本軍合わせて約2万人がこの島で命を落としたと言われている。

島のあちこちには、その時の戦車や大砲、戦跡などが残されている。また、各所に日本軍が作ったとされる洞窟が彫られており、その中には当時使用されていた日本製のビール瓶が転がっている。場所によっては不発弾が埋まっている場所があり、立ち入り禁止の場所もあるので、勝手に森に入らない方がよい。

ペリリュー島は、戦争の悲惨な記憶も刻まれた島でもあるが、美しいビーチと手つかずの自然に囲まれた島でもある。
ぜひペリリュー島を訪れ、美しい自然と歴史を肌で感じてもらいたい。

ペリリュー島までは、現地のツアー会社が運営しているペリリュー島1日ツアーに参加するか、週に何便か運行しているコロール島とペリリュー島を結ぶ定期便を利用して行くことができる。
島はそれほど大きくはないが、島内の道は迷路のように入り組んでおり、舗装もされていないため、戦跡巡りを自分で回ろうとすると非常に大変なので、ツアーに参加することをお勧めする。

定期便を利用し、個人で行くときには波止場についてから州政府に立ち寄り、州税を支払うことを忘れずに!(15ドルくらい)

2015/12訪問
色人 (国際協力関係)

太平洋戦争の記憶が残るペリリュー島

  • 歴史的観光地おすすめ
  • 定番人気
  • 人気急上昇

他の写真も見る(全6枚)

ペリリュー島は、2015年の春に天皇陛下がご訪問されたことで有名になりました。
この島は太平洋戦争時に日米間での激戦地であったため、
島のいたるところに当時の風景が残っています。

旧日本軍がいた洞窟(千人洞窟)や海軍司令部跡などの戦跡がたくさん。
洞窟には火炎瓶が転がっていたり(もちろん中身は空)、司令部も大きく破壊されていたりと、
当時の戦争の激しさが伝わってきます。
また、ペリリュー島の道路には日本軍・アメリカ軍が使っていた戦車も当時のままの姿で置いてあり、
島を移動するだけで戦跡を見ることができます。 (法律上移動できない)
その他にも、第1次大戦後に日本が統治していた時代に建てられた神社や、
激戦の部隊となったオレンジビーチもあります。

ペリリュー島の観光は、現地の観光会社が主催しているツアーに参加するのがもっとも便利です。
送迎とランチ付、朝から夕方までのツアーで料金は120ドル程度。(その他、観光税もかかりますが)

ツアーに参加しないで自分で観光したい場合は、現地の人が利用するボート(5ドル程度)で移動することになります。
ホテルもいくつかあり、泊まることもできるので、自由に観光したい人にはいいかもしれません。
観光会社のツアーでは行かない、現地の子供たちの遊び場である天然のプールで遊ぶこともできます。
ただし、ペリリュー島の移動に必要な車は自分で手配することになります。
レンタカーがあるわけではないので、現地の人に相談することになり、慣れていないとかなり困難ですが…。

太平洋戦争の歴史が残るペリリュー島に行く際には、当時の歴史を勉強してから行くとよいかもしれません。
漫画も含めて当時の様子を記録した本はいくつかあるので、それらで知識をつけていくと
このツアーを最初から最後まで楽しめると思います。(国立博物館でも歴史を学べます)

1つツアーに参加するときの注意ですが、太平洋戦争時にこの島で亡くなった方の遺族が
一緒のツアーに参加していることもあるため、必要な時はご配慮ください。

2014/06訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。