ショッピングセンターや博物館、オフィスや高級ホテルが集まるサンパウロ一の目抜き通り。
コンソラサォン駅がある北西から、パライーゾ駅がある南東までの約2kmには、外国語書籍やガイドブックや専門誌など、見るだけでも楽しい大規模書店「リヴラリーア・クウトゥーラ」、英語対応も可能な「観光案内所」、貴重な名画が揃う「サンパウロ美術館(MASP)」などがあります。
買い物スポットとしては、小さいながらも人気サンダルブランド「メリッサ」やフードコートが入る充実の「ショッピングセンター3」、2015年にオープンしたばかりの「ショッピング・シダーヂ・サンパウロ」、日本国総領事館も同ビル内にある「トップセンター・ショッピング」、パウリスタ市民に人気の「パチオ・パウリスタ」と、大小合わせると4つものショッピングセンターがあり、バラまき用のおみやげからご自身へのブランド品まで、パウリスタ通りに赴けば、お買い物には困らないと思います。
またおすすめなのが、アラメダカンピーナス通り交差点のシティバンク近くにある「スタンドセンター」。
中国系の方によるモバイル製品やゲーム機、輸入雑貨などを扱うお店が、狭〜い室内にぎっしりと並んでいる、パウリスタ通りで最も有名なモールの一つです。
安価な品物が欲しければ、勇気を出してぜひ入店してみて。ただし、細い通路に多くの人が行き交うため、スリなどに遭わないよう自分の持ち物はしっかり管理を。
またバックパッカー向けのホステルから、チヴォリ、ロテウ、ブルーツリーなどといった最高級ホテルまで周辺には多くのホテルが点在していますので、観光や買い物へのアクセスを優先するなら、パウリスタ通り沿いに宿泊するのがおすすめです。
通りに沿うかたちで地下鉄が通っており、広い歩道には地下鉄の出入り口があります。行きは徒歩で買い物をして、荷物がいっぱいになった帰りは地下鉄を利用するとラク。
さらにパウリスタ通りの特徴的な景観として、片道2車線の道路の中央を通る自転車専用道があります。
交通渋滞緩和や自転車を交通手段の一つとして保護するべく、2015年6月に設けられ、現時点ではオズヴァウド・クルース広場からアンジェリカ大通りまで、2.7kmのレーンが続きます。
車社会のブラジル。日本ほど多くはないですが、サイクリングを楽しむサンパウロの人々が増えてきているようです。
パウリスタ通りの向かい側へ歩いて渡る際は、車はもちろんのこと、中央にこの自転車専用道があるため自転車と接触しないよう十分ご注意ください。
日本のように「歩行者優先」という考えのドライバーは、残念ながら少ないです。
また、日曜日はパウリスタ通りが歩行者天国と化します。
ブラジルの都会のど真ん中を歩くのは爽快ですよ。
Paulista Avenue パウリスタ通り
柳田 あや
(ライター)
サンパウロの中心となる目抜き通り
- 投稿日2016/03/08
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ジャンル散策路・道
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エリアサンパウロ
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住所
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アクセス地下鉄2号線 Consolação駅すぐ
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営業時間24時間
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定休日通行自由
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パウリスタ通り周辺のおすすめ観光スポット
- サンパウロ美術館
- オスカール フレイレ通り
- イタウ美術館
- SESC パウリスタ
- ジャパン・ハウス・サンパウロ
- サッカーミュージアム
- ブラジル日本移民史料館
- リベルダージ
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